2019.02.14
資格取得に勉強は欠かすことが出来ません。ですが、いくら勉強してもなかなか頭に入って来ない!そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
けれども、まるでそんな悩みとは無縁なように、あまり長時間勉強しなくても、試験に合格してしまう人もいますよね。
そこで、効率的な勉強方法についてリサーチしてみることにしましょう。
◆勉強が苦手なのは何故?
効率的な勉強方法についてお話する前に、まずは勉強が苦手な理由や原因について考えておくことにしましょう。
勉強することが苦手になってしまう理由としてはいくつかありますが、次のような理由が考えられます。
勉強することで疲れを感じたり、勉強しても少しも楽しくなかったり、勉強しているのにこれと言った成果を感じることが出来なかったりしていませんか?
楽しいと感じることや、すぐに成果を感じることが出来ることには、積極的に取り組むのではないでしょうか?
けれども、楽しいと思えないことや、いくら練習しても上達しないことは、出来ればやりたくないと思ってしまうのではないでしょうか?それは、その人にとって苦痛なことになってしまう可能性がとても高くなってしまいます。
その結果、思ったように勉強が進まなくなってしまったり、理解したり覚えたりすることが上手く出来なくなってしまったりして、勉強が苦手という思い込みをしてしまうようになります。
勉強が苦手と感じてしまっているのであれば、勉強したことが確実に成果として現れるように、勉強のやり方を見直してみる必要があります。
つまり、勉強が苦手になってしまったのは、ご自分に合わない勉強方法を行なっていることで、成果を感じることが出来なくなってしまったからという可能性がとても高くなります。
◆勉強方法を見直すには
それでは、自分の勉強方法を見直すにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは、ご自分が今行なっている勉強方法でどこまで理解しているのか確認してみることにしましょう。もし、使っているテキストの内容を読んでいて理解出来ない箇所が多くあるのであれば、そのテキストはあなたに合っていないことになります。
理解出来ない箇所が多くあるテキストは、それを何度繰り返し読んだとしても理解することは出来ません。その場合は、使っているテキストを変える必要があります。
それではどうすれば良いのでしょうか?理解出来ない箇所や分からない箇所について丁寧に説明されたテキストに変える必要があります。
もし、本を読んでいて知らない単語があったとき、その単語を飛ばして読みますか?人に聞いたり、辞書で調べたりして読み進めていかないでしょうか?
テキストなども同じことで、そこに書かれている内容が理解出来ない場合は、その内容を調べた上で次に進んで行く必要があります。
けれども、出来ればそのことについて詳しく解説されている参考書を使って勉強した方が勉強を途中で中断する必要もありませんので効率的です。
◆非効率的な勉強方法とは?
勉強に使うテキストの見直しを行なったら、次は非効率的な勉強方法について考えてみることにしましょう。
現在、あなたはどんな勉強方法を行なっているのでしょうか?もし、次のような勉強方法を行なっているのであれば、勉強の方法が間違っているかもしれません。
・テキストを丁寧に読んでいる。
・重要と思われる部分に印をつけている。
・重要と思われる部分を何度も読み返している。
もし、このような勉強方法を行なっているなら、思ったように覚えられなかったり、理解出来なかったりして、勉強することがすっかり嫌いになってしまっているかもしれません。
どうしてこの方法がNGなのでしょうか?こうした勉強の仕方では、情報をインプットしているだけになってしまっているのです。
つまり、アウトプットを行なっていないので脳が受動的な状態のままで、脳で考えて何かを行なうという能動的な行為が行なわれていないことになってしまっています。
情報を受け取るだけでは、記憶として定着することはとても難しいと言われています。
◆効率的な勉強方法とは?
それでは、効率的に勉強を行なうにはどうすれば良いのでしょうか?
記憶に定着させたいのであれば、テキストを繰り返し読むのではなく、穴埋め方式に変換することで、脳が能動的に働くようになって定着力がアップするようになります。つまりインプットだけでなくアウトプットの勉強を行なうことが重要になって来ます。
そして、テキストと合わせて問題集を使っている方も多いのではないかと思いますので、問題集の使い方についてもお話ししておきたいと思います。
問題集の役目は、あくまでもご自分の理解度を知るためのツールだということを忘れないで利用することが大切です。資格試験の場合択一式の試験が大半ですので、その問題集に書かれていた他の選択肢についても、何故不正解だったのか調べて理解しておくことをおススメします。
そうすることで、実際の試験で同じような設問が出題されたときに、間違った選択をすることを防ぐことが出来ます。正解の理由を知ることも大事ですが、不正解の理由も知っておくことで択一式の問題の罠に引っかかってしまって残念な思いをする機会が減ることが期待出来るでしょう。
効率的な勉強方法についてご紹介してみましたが、勉強が苦手になってしまったのは勉強の仕方が間違っていたケースが多いと言われています。よろしければ、今回ご紹介した方法を勉強の効率アップのために試して下さい。