注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

「ビジネス著作権検定」は転職活動でアピールできる資格なのか

仕事

2019.10.22

2020.03.09

現代はネット社会が進んでおり、今まで手書きや手作りで行っていた制作作業がパソコンやネットワークを通して制作されています。また、SNSの発展により、創作物が簡単に共有できるようになりました。

 

それに伴って、「著作権」がこれまで以上に繊細な問題になってきました。個人として気になることはもちろんですが、企業も著作権に対しては注目しています。

 

そんな時代にぴったりの「ビジネス著作検定」。就職活動や転職活動でもアピールできる資格です。

 

ビジネス著作権検定とは?


ビジネス著作権検定とは、サーティファイ著作権検定委員会が主催する民間資格のことを指します。著作権に関する基本的な知識や、具体的な事例判断などが問われる試験です。

 

試験はBASICと初級、上級の3種類があり、毎年2月、6月、11月に試験が開催されています。

 

ビジネス著作権検定に合格するとどんなメリットがあるのか


ビジネス著作権検定を受けて資格を得ると、著作権を理解しビジネスで活用できる知識を持っているということを客観的にアピールすることができます。

 

特にコンテンツビジネスに関連した企業では、著作権の取り扱いに関する意識は高く、著作権について知識のある人材が求められています。目指す業界によっては、有利に働いてくれるでしょう。

 

また、コンテンツビジネスを取り扱う企業でなくても、情報モラルの教育や著作権に関わる意識の向上に興味を持っている企業は少なくありません。資格を取得しておいて損をすることはないはずです。

 

さらに、著作権のエキスパートになるためのステップアップに繋げることもできます。

国家試験である「弁理士試験」「知的財産管理技能検定」の対策として活用することも可能。

 

「知的財産管理技能検定」では、ビジネス著作権検定が受験資格として認定されているので、中長期的にキャリアアップを考えている人にも注目してもらいたい資格のひとつです。

 

気なるビジネス著作権検定の内容は?


上で述べたように、ビジネス著作権検定には「BASIC」「初級」「上級」3種類の認定基準があります。それぞれ具体的に見てみましょう。

 

BASIC

「BASIC」の試験では、日常で著作権を扱う時にトラブルにならないための、著作権制度の初歩的な知識を身につけているかどうかが問われます。合格得点率は65%以上です。

 

学習時間の目安は10時間。

 

試験時間は50分間で、25問の問題が出て、日常生活において必要な著作権に関する基礎的な知識について〇×式、多肢選択問題として出題されます。

 

初級

「初級」は著作権とはどんな権利かを理解していて、利用者として他人の著作権を侵害せずに正しく著作権を利用できるかどうかが認定基準です。BASIC同様、得点率65%以上が合格ラインとなっています。

 

学習時間の目安は15時間。

 

試験時間は60分間で30問の問題が出されます。ビジネス実務や日常生活において必要とされる著作権の基礎的な知識や、著作権法および関連する法令に関わる基礎知識、インターネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎知識について、多肢選択式問題として出題されます。

 

上級

「上級」は著作権に関する基本的な知識を身につけていることに加え、応用力が求められます。

 

著作権に関する知識を活用し、著作権利用に関わる問題点を発見して解決することができるかどうか、契約・司法制度・条約に関する知識を活用し、専門家の助けを得ながらも著作権に関わる実務を展開することができるかどうかが認定基準。

 

初級までに比べると難易度がかなり上がります。合格基準も得点率70%以上となっています。学習時間も45時間が目安とされています。

 

なお、上級合格者には国家試験である知的財産管理技能検定2級の受験資格が与えられます。

 

上級は試験時間が90分。40問の問題が出て、初級に関する内容のほか、事例での問題点発見と解決能力を問う問題が多肢選択式問題として出題されます。

 

ビジネス著作権検定はどんな人が受験しているの?


合格後には法律に携わる方や企業や教育機関というさまざまな団体や作品を作る方、利用する方に役立ちます。例えば、以下のような方にはおすすめだと言えるでしょう。

 

  • 法科系大学、短大、専門学校の在学生で、将来法律事務所や企業の法務担当、公務員等の法律に関係する仕事を考えている方
  • プログラマーやクリエイター等の専門職を目指しているコンテンツ制作系大学、短大、専門学校の在学生
  • 知的財産や著作権に関する企業経営を考えている法科大学院、技術経営(MOT)スクールの在学生
  • コンテンツホルダー及びコンテンツ利用企業、団体に在籍している方
  • 一般企業の総務、法務、知的財産担当の方
  • その他著作権関連団体、行政機関の職員

 

上記に該当しなくても、今は著作権に関することが一般常識になってきているので、社会人として著作権の知識を学べるきっかけになるはずです。

著作権のエキスパートへの第一歩に


今までぼんやりとしかわからなかった著作権。今ではパソコンで制作業務ができるようになったことで、インターネットで著作権の権利者に誰でもなれるようになりました。

 

著作権についての専門知識を持つプロであるということは、これからの就職・転職活動で必ず有利になるはず。新しく資格取得を考えている方は、ぜひ受験を考えてみてください。

 

文/佐藤仁美

あなたにオススメの記事

仕事テーマ : 【資格】その他の記事

資格
もっと見る