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心理カウンセラーも使う!職場関係が好転するコミュニケーション技法

仕事

2018.11.20

mentalhelth201811

コミュニケーション力は、さまざまな場所で必要とされるマストな能力ですが、特に仕事において重視されることが多いのではないでしょうか?今回は、ワーキングマザーへ向けて、育児や仕事の場面で活用できるコミュニケーションのコツを3つご紹介します。

 

これであなたも聴き上手!「非審判的態度」を意識しよう


ワーキングマザーは、さまざまな場面で話しを聞く側になることがあるかと思います。しかし、相手の話を聞くという作業は、意外とエネルギーを使うものですよね。「この話、どうやって聞けば良いのだろう…」と悩むこともあるのではないでしょうか?

 

ここで覚えておいていただきたいスキルのひとつに、「非審判的態度」(ひしんぱんてきたいど)というものがあります。カウンセラーなど話を聞く仕事をしている人達が用いるもので、どのような話しもまずは相手の立場になって、良い悪いといった価値観を一旦保留にし、ありのままの感情を受け入れるというものです。プロが用いるスキルと言われるだけに、人の話をどのように聞くかという考え方は、非常に重要なポイントになります。

 

しかし、これだけではなかなかイメージが湧きづらいと思うので、職場で後輩が上司の愚痴を言っている場面を例にあげてみましょう。

 

・後輩「上司がまた私に無茶な仕事を振ってきたんですよ。忙しいのに、断る余裕もないことがつらいです」

・聞き手「たしかにそれはつらいよね。色々な仕事があるだけでも、大変だものね」

 

 

このスキルを使いこなすポイントは、後輩が『つらい』と感じてしまっている状態を、あるがままに受け入れているということです。聞き手の立場によっては、「こなせない業務量なら断ればいいのに」「上司から任された仕事に対して愚痴を言うなんて失礼な人」といったさまざまな感情が生じるのではないかと考えられます。

 

その思いを後輩に伝えるというやり方もありますが、事実として後輩が『つらい』と感じる気持ちはそこにあるのです。そのような感情に対して、非審判的態度で接することによって、「じゃあ仕方ないから頑張ってみようかな」と気持ちや行動に変化をもたらすことが可能になります。

 

意見を伝える時は「統制された情緒的関与」を意識すると上手くいく!


2つ目に紹介するのは「統制された情緒的関与」というスキルです。これは特に自分が相手に意見を伝える際に活用することができます。

 

例えば、日常生活で職場の同僚や家族と接するときに、自分自身がどんな気持ちを抱いているか把握しきれていない…というケースはよくあるのではないでしょうか?「今、私は怒っている」、「この人と話していると自分は楽しい」そのような自然な感情を常に把握できるようになると、自分がなぜこの言葉を発して、この様な振る舞いをしているのかを客観的に見つめることができるようになります。そういった自分の感情を把握して、他人への振る舞いに反映できるようになることが「統制された情緒的関与」というのです。

 

この考え方を念頭に置くことで「今は部下に少し怒りの感情を見せたほうが効果的に注意を促せるかも」であったり、「先輩に対して嬉しい気持ちを全面に出すことで、より好意的に振る舞うことができそうだ」と言った、より効果的なコミュニケーションをとることが可能になります。何より自分が自分自身の感情に振り回されて疲弊してしまった・・・といった大変な状況を回避することができるので、自分にとっても他人にとっても非常に良い考え方だと言えるでしょう。

 

コツが掴めればメリット大!「リフレーミング技法」を使ってみよう


最後にご紹介するのは、リフレーミングというスキルです。これは簡単に言うと「言い換え技法」とも捉えることができます。例えば、ネガティブな考え方をしてしまうときに、その中にあるポジティブな部分を引き出して言い換えるという考え方です。実際に例をあげてみましょう。

 

・後輩「私は仕事が遅いので、どんどん仕事がたまっていってしまうんです」

 

この様な相談があった時、あなたがアドバイスをする側になったらどう答えますか?「たしかに仕事が遅いかもしれないから、もっと早くできると良いんじゃない?」という答えもありますが、リフレーミング技法を応用した場合だと・・・

 

・あなた(先輩)「確かに仕事はゆっくりかもしれないけど、それは仕事が丁寧だってことじゃない?」

 

 

と言い換えることもできますよね。仕事が遅い人は、その分ひとつの仕事にじっくり取り組めるという長所も兼ね備えているケースが多いので、そのような良い部分にフォーカスをあてることで、仕事に対する自信を持つことができるようになるのです。

 

まとめ


ここまで3つのコミュニケーションのコツをお伝えしてきましたが、実際に取り入れて実践するには、練習が必要な部分もあると思います。しかし、一度覚えてしまえば役立つスキルばかりなので、ぜひ少しずつ取り入れみてくださいね。

 

文/久木田みすづ

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