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新卒社員がつぶれる原因!? 「成長実感タイミング」に管理職と認識の差

仕事

2019.06.24

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株式会社ラーニングエージェンシーが、2018年10月から2019年3月にかけて「新卒社員を育てるうえでのポイント」を調査。管理職と新卒社員にそれぞれ質問を行った結果、仕事に対する意識の違いが明らかになりました。

 

新卒社員が成長を実感するのは「教えてもらったことができた時」


管理職に「新卒社員がどんな場面で成長を感じていると思いますか?」と聞いたところ、1位が「褒められた時」(42.0%)、2位が「責任ある仕事を任された時」(40.3%)でした。

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一方で新卒社員に「成長を感じる時」を聞くと、1位が「褒められた時」(30.3%)、2位が「教えてもらったことが実践できた時」(24.2%)という結果に。管理職と新卒社員の間に認識のズレがあることがわかります。

 

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次に、管理職に「新卒社員に何を学んでほしいですか?」と尋ねました。結果は1位が「業務の優先順位づけ」(58.0%)、2位は「論理的な思考展開」(47.3%)。

 

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新卒社員が「課題だと感じていること」の調査では、「口頭による正確な情報伝達」(47.6%)と「業務の処理スピード」(44.4%)が上位になっています。

 

忙しい管理職こそ導入するべき“マイクロフィードバック”


管理職のほとんどがプレイングマネージャーだといわれる昨今、限られた時間で部下を成長させなければなりません。そのため管理職のタイムマネジメント力は、今後ますます重要になっていくでしょう。

 

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管理職に「新卒社員の育成で最も苦労していることは何ですか?」と聞きました。すると1位は「部下育成の時間が取れない」(25.0%)で、2位は「部下のやる気を高められない」(24.0%)という結果に。1位と2位の差はわずか1%と、管理職に就く多くの人が“時間”や“部下のやる気”を課題と感じているようです。

 

仕事のモチベーション維持には、「成長実感」が重要。管理職は仕事を任せるだけでなく、「以前と比べてどのように変わったか(成長したか)をこまめに伝える」という“マイクロフィードバック”が求められるのではないでしょうか。

 

また課題感のズレを解消するために、フィードバックの際に強化・改善してほしいスキルを適切に伝えることも重要。まとまった時間を取ることが難しい管理職にとって、業務指導時のマイクロフィードバックこそが高い効果を生む育成法といえそうです。

 

■調査概要
<管理職層に対する新卒・若手の育成に関する意識調査>
調査対象:ラーニングエージェンシーが提供する管理職研修の受講者(研修は東京・名古屋・大阪で開催)※上記で2018年度に新卒社員が入社した企業の回答を採用
調査方法:自記式のアンケート調査
調査期間:2018年10月11日~2019年3月28日
サンプル数:1112名
属性:「性別」男性937名(84.3%)、女性174名(15.6%)、不明1名(0.1%) 「所属企業の従業員数規模」50名以下 53名(4.8%)、51名~100名 187名(16.8%)、101名~300名 480名(43.2%)、301名以上 388名(34.9%)、不明 4名(0.4%)

 

<新卒1年目社員の仕事に対する意識調査>
調査対象:ラーニングエージェンシーが提供する新卒1年目の社員を対象とする研修の受講者(研修は東京・名古屋・大阪で開催)
調査方法:自記式のアンケート調査
調査期間:2018年10月11日~2019年3月28日
サンプル数:938名
属性:「性別」男性512名(54.6%)、女性421名(44.9%)、不明5名(0.5%) 「所属企業の従業員数規模」50名以下 104名(11.1%)、51名~100名 228名(24.3%)、101名~300名 390名(41.6%)、301名以上 157名(16.7%)、不明 59名(6.3%)

 

文/原田美咲

 

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