責任感や期待は「隠れ疲労」のもと!?


「疲れている」という自覚のないまま、仕事を続けてしまう夫は多く見られます。妻からは「昨日まで『仕事が楽しい』と豪語していた夫が、突然倒れてしまいました」「夫は連日残業が続いても、疲れた様子を見せないので心配。自分でも疲労に気づいていないのかな?」との声も。以前放送された『教科書にのせたい!』(TBS系)では「総合医科学研究所」の所長、杉野友啓先生が「隠れ疲労チェックリスト」を発表していました。過酷な仕事をしている夫に当てはまるかどうか、見ていきましょう。

 

1. 疲れた時はスタミナ料理を食べて回復する
2. ストレスが溜まったら休日に外に出て気分転換している
3. 週に1度運動して体力づくりする
4. ご褒美ひとつで疲れが吹っ飛ぶ
5. 趣味がいっぱいで楽しい、やりがいのあることばかりで充実している
6. 周囲に期待されるとやる気が増す
7. 責任感がパワーの源だ

 

これらは全て「疲労回復のために良くない行動」です。 1のスタミナ料理は単なるエネルギー補給にしかならず、疲労回復ができるわけではありません。2の気分転換は、回復すべき細胞がそのままになってしまうそう。3のスポーツは体がリラックスモードにならないため注意が必要。4~7は疲労感を感じにくくしてしまうので、「自覚のない疲労」が溜まるもとです。