■失敗しやすい転職とは?

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ママが転職を意識するタイミングが多いとわかりました。転職をするのなら成功させたいものですよね。転職を希望するワーママが失敗しやすい転職をチェックしてみましょう。 ひとつは思い立ってすぐに転職することです。今の職場を離れるのならばより良い条件や環境を用意してくれる職場を選ばなければなりません。その選定期間として少なくとも半年ほどは準備期間を持たないと転職に失敗しやすいと言われています。注意したいですね。 次に育児支援だけを比較した転職です。子育て中の転職で意識するポイントは育児に対する支援策でしょう。ですがそれらの支援が必要になるのは子どもが本当に小さいときから小学校低学年までではないでしょうか。 子育ては一時的なものです。育児支援を意識すると数年はパート勤務でもよいと考える人が増えますが現実的にはブランクが長ければ長いほど復職が困難になります。自分自身のキャリアを考えることも大切です。 最後は先輩のワーママが全くいない職場に転職することです。先輩のワーママはいわゆるロールモデルです。最初の一人になるよりは既にはママがいて周囲の理解が深い職場を選ばないと転職に失敗しやすいでしょう。

■可能なら保育園から計画を

ご紹介してきた内容を踏まえるとワーママが転職をするのにベストなタイミングは保育園の頃からといえそうです。 子どもの成長にしたがって転職したいと思うことが増えてきますので転職を検討するのなら早めの方がよいでしょう。 転職後のキャリアを考えても転職をするのなら早く長く働ける職場を選ぶのもひとつの手段ではないでしょうか? フルタイム勤務だけではなく派遣社員や契約社員、パートタイマーやフリーランスという働き方もあります。転職というよりも勤務形態自体を変えてしまうことで子育てが楽になることもあるでしょう。 在宅ワークも近年注目されている働き方のひとつです。リモートワークを積極的に採用している企業もありますのでそこに注目するのもよいのではないでしょうか。 在宅ワーカーでも保育所に空きがあれば保育所への入所を認められます。家で仕事をしたいという方におすすめです。 転職をするのなら育児制度が充実した会社へしようと思いがちですが、描くキャリアによっては違う形の方がよかったりもします。衝動的な転職をして失敗してしまわないためにも、転職はできるだけ早い段階で考えておきましょう。