■「労働条件通知書」を見せて直談判(明さん/30/パート)

iStock.com/doomu

私が今のパートを始めてすぐのことです。入社前は土日祝休みで916時(休憩1時間)までという条件が伝えられ、そのときに渡された「労働条件通知書」にも、同様の内容が記載されていました。しかし実際に働き始めると、話がまったく違いました。 現場の上司から「朝は8時から出て欲しい」とか「20時までの夕方シフトや、週末出勤も少しはしてもらわないと雇った意味がない」と言われたんです。さらに、裏方業務だけだったはずが「店頭接客もしてほしい」ともた。 (これでは話が違う!)と思い、持参していた「労働条件通知書」を見せて「ここに明記してあること以外の条件で無理やり働かせるのは、労働基準法に違反します!」と言いました。するとその上司は「そんなのは現場には関係ない」と言い切ったんです。 この人では話にならないと思い、その上司を引き連れて面接をした部長のもとへ乗り込みました。そして、書面を見せながら先ほどと同じ話をしたんです。結果、無事当初の条件で仕事を継続することになりました。 たしかに腹は立ったけど、こんなに家の近くでいい条件の仕事はほかにないから、辞めるのがもったいなかったんですよね。