■ポイント2「お金について」

ワーママが転職を検討する際には、毎月の収入金額に変化が生じる可能性も高いです。転職をきっかけに「給料が上がる」ケースでは、ほとんど問題はないかもしれませんが、逆の場合には注意する必要があります。 たとえばワーママが正社員からパートに転職しようとすれば、給料ダウンは必須だと考えられます。その分家計全体で使えるお金は少なくなりますし、パパの精神的負担が増すことも考えられます。 転職することで自由になる時間は増えても、自由になるお金が減ることになれば、家族全員でイライラしてしまうようなケースも少なくありません。 ママが転職をすることで、この先どのようなお金の変化が生まれるのか。もしもお給料が減少する場合には、どのような工夫で乗り切っていくのか。家族それぞれの思いを率直に語り合うことで、転職後の生活を思い描きやすくなるでしょう。

■ポイント3「家事負担について」

ワーママの転職には、「仕事量を増やして、これまで以上に稼ぎたい!」というパターンもあります。子どもが幼い時期には仕事量をセーブして、子どもが成長してきたタイミングで転職したい!という方も多いのではないでしょうか。 このパターンの場合、家族の収入よりも問題になりやすいのが家事負担についてです。これまで家事を一手に引き受けてきたママが、転職により仕事量を増やせば、当然家事を担う手が足りなくなることが考えられます。 この場合には、ママが仕事をするメリットや目的について話し合った上で、手が回らなくなった家事を、家族内でどう分担していくのかを決定するのがオススメです。パパはもちろんのこと、成長した子どもたちも、きっと戦力になってくれるはずですよ。