約7割の既婚者が「パートナーとの体感温度差」を感じている!


さらに既婚者(パートナーがいる人)を対象に、「家庭での快適な温度」を調査。男性は1位「25~27度」、2位「22~24度」、3位「28~30度」という答えが。一方で女性は1位「25~27度」、2位「28~30度」、3位「22~24度」でした。男性は“低め”、女性は“高め”の温度を快適と感じているようです。また77.9%の人が、「パートナーと体感温度差を感じることがある」と回答。さらに約3割の人が、体感温度差やエアコンの設定温度が原因で喧嘩になっていたことも明らかに。

 

「夫婦間で温度設定に関してモメた場面」TOP3は「就寝時」(57.0%)、「家でゆっくりしている時」(56.1%)、「お風呂あがり」(19.3%)。同じ部屋にいて、長時間リラックスしたい時に体感温度差が気になるようです。

 

「夏場のエアコン設定温度で揉めた際の解決策」についてもアンケート。全体の64.0%の人が「暑いと感じている方が対策するのが理想」だと回答しています。理想的な解決方法で最も多かったのは、「団扇や扇風機などで個別に涼をとる」(34.3%)でした。

 

エアコンを使用する際の悩みでは、全体の42.7%が「電気代が高い」と回答。他の答えより2倍以上も高くなっており、節電意識が高いことが伺えます。

 

「涼をとる暑さ対策アイテムに求める条件」としては「冷え過ぎず、やさしい涼しさである」(58.7%)、「省エネである」(44.8%)と続きます。エアコン利用時の悩みである「電気代」が節約できるのはもちろん、「やさしい涼しさ」が最も求められていることが明らかになりました。厳しい暑さで体力が低下している時は、寒すぎない温度が求められているのかもしれません。

 

■調査概要


調査名:夏場のエアコン温度の男女差に関する調査


調査主体:ショップジャパン「ここひえ」(株式会社オークローンマーケティング)


調査対象:全国20~50歳の男女、600名(働いてる方、既婚者)


実施期間:2019年5月


調査方法:インターネット調査


※ショップジャパン「ここひえ」調べ

文/原田美咲