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「働きやすい都道府県ランキング」にネットで不満続出のなぜ

仕事

2019.05.08

20190328hataraki01働き方が重要視されてきている日本。そんな中「働きやすい都道府県ランキング」が発表され、1位に輝いた都道府県が話題になっています。しかしネット上では「納得がいかない」といった声もあり、「働きやすさ」について思うところがある模様。

 

意外な都道府県が1位!「働きやすい都道府県ランキング」


今年3月、企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」が「働きやすい都道府県ランキング」を発表しました。「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目を評価項目とし、その平均点(5点満点)を都道府県別に抽出。早速ランキングの結果からトップ10をご紹介します。

 

1位  沖縄県  総合評価2.97
2位  東京都  総合評価2.96
3位  山口県  総合評価2.88
4位  徳島県  総合評価2.87
4位  愛知県  総合評価2.87
6位  大阪府  総合評価2.86
6位  高知県  総合評価2.86
8位  京都府  総合評価 2.85
9位  神奈川県  総合評価 2.83
10位  千葉県  総合評価 2.82

 

見事1位の座を手にしたのは沖縄県、2位は首都の東京都、3位には本州末端の山口県がランクイン。しかし日本総合研究所などが主体で調査する「全47都道府県幸福度ランキング2018年版」の仕事分野では、沖縄県は最下位でした。今回のランキングでは、「やりがい」「給与」を除いた「労働時間」「ストレス」「休日」「ホワイト度」の4項目で高い点数を獲得したようです。

 

この結果に対して「沖縄が1位ってことは、賃金よりも環境って大事なのかも」「確かにストレスフリーなイメージ」などの声が。また「沖縄だってストレスはあるし、残業だってある」「最低賃金のところが多いのになんで1位なの」といった疑問の声も上がっています。実際に現地で働く人は、どのように感じているのでしょうか。

 

現地で働く人の声


ここで各都道府県を代表する企業の口コミをご紹介。沖縄県内企業売上高No.1の総合小売企業「サンエー」には、「自分の売場は自分で作るという精神があるため、自由度は高い。そのため結果が見えやすく、やりがいに繋がる」(販売アドバイザー/20代後半男性/年収420万円)といったコメントがよせられています。

 

東京に本社を構える「グーグル」は、「自由に休みも取れる。納期が迫っている時などは仕事時間が長くなるが、クリスマスから年末年始など長期で休みを取る人が多い」(ソフトウェア関連職/20代後半男性/年収1500万円)とのこと。「労働時間」が懸念されますが、「休日」「ホワイト度」に自信があるようです。

 

「休日出勤はまずないので、労働時間や休日制度はかなりホワイトです」(販売アドバイザー/20代前半女性/年収300万円)と口コミがあったのは、山口県の「ファーストリテイリング」。紳士服店をルーツとするユニクロの親会社で、「勤務形態もなく、かなり働きやすい環境」とアピールしていました。

 

働きやすさで重要なことは?


「働きやすい」と主張する企業が多い中、ネット上では不満の声が多数。1位の沖縄県でさえ「2.97」と高くない点数だったので、「点数の低さ=ブラック企業が多い」「日本はどこも働きにくいことがわかった」「全国的に点数が低いなら、どこで働いても差はない」といった声が上がっています。

 

一方で「働きやすさの基準なんて企業によってまちまち」「平均点が低いからと言って、必ずしも働きにくいわけではない」「『働きやすさ』を環境のせいにしてはいけない」「そもそも働きやすさを決めるのは自分次第」と前向きな発言も。

 

大切なのは“場所”や“点数”ではなく、「自分で働きやすい環境をつくる」ことなのかもしれませんね。

 

文/河井奈津

 

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