2019.09.09
子どもの行事や体調不良、家庭の事情など、どうしても急な休みやシフトの細かい調整が必要になってしまうワーママ。
最近子どもの風邪で休みがちになってしまった、学校や幼稚園で役員も任されてしまってなかなか自由なシフトが組めず申し訳ない…など、職場の人が本当は自分に対してどう思っているか、気になることも多いのではないでしょうか。
そこで、ワーママに対する意見で多いものをまとめてみました。
■やはり一番目立つのは、「急な休み」への対応の大変さ
子どもがいる以上、子どもの風邪や体調不良などで急な休みが必要になってしまうのは十分わかってはいるけれど、やはり繁忙期などにいきなり休みが入ると穴埋めが難しい、というような声が多いようです。
特に、乳幼児の体調不良や、かかってしまった感染症によっては休みが思いがけず長引いてしまうことも多く、人数の少ない職場などではその間のシフトや職務の調整に苦慮しているようです。
とはいえ、ワーママ本人のせいではないですし、両親などの頼れる親族などが近くにおらず、夫も仕事を休むことが難しいなど、体調が悪い子どもを預けられる人がいない場合、どうにもならないことも多いこの問題。
やむを得ず休みが多くなってしまっても反感を買われないようにするためには、やはり周りの人たちへの感謝が重要なようです。穴をあけてしまった仕事をフォローしてくれた人や、調整をしてくれた人にはきちんとその都度お礼の気持ちを伝えましょう。
「子どもの風邪なんてどうにもならないのだから仕方がないでしょう!」というような態度や、休ませてもらって当たり前、というような態度をしてしまうと、ママだからってそんなに偉いの?というような気持ちを持ってしまう人が多いようです。
急に休まなければならなくなった時でも、お互いが嫌な思いをしないためにも、周りへの感謝は普段から忘れないようにしたいものですね。
■実は多い、抱え込みすぎによる弊害
上記の急な休みなど、子どもがいることによって周りに迷惑をかけてしまうことも多いからと、つい気を張って頑張ってしまいがちなワーママ。そういった気持ちは大切かもしれませんが、行き過ぎてしまうと、かえって周りに迷惑をかけてしまうこともあるようです。
例えば、張り切りすぎて仕事を必要以上に引き受けて抱え込み過ぎ、結果的に自分の許容量を超え、仕事が遅くなってしまったり、普段しないようなミスをしてしまい周りに迷惑をかけてしまったり、というようなことです。
また、忙しくなりすぎて自分にも余裕が無くなってしまい、職場の人に対しての対応もおろそかになったり、冷たくなってしまったりと、本人は必死で頑張ろうとしているのに、意に反して周りは大迷惑、ということにもなりかねません。
2人目や3人目などを妊娠した場合に、妊娠を伝えると周りが気を遣ってしまうからと、しばらく黙っている、というのもたまにあるようですが、これに関しても、人の命がかかわってくることですし、そもそも多くの妊婦さんは妊娠初期のほうが体調を崩しがちなので、黙ったまま無理をされて倒れられては困るというのもあるようです。
自分の頑張りを空回りさせてしまわないためにも、やはりある程度は周りの人に助けてもらうことも必要です。たとえ子どもがいない人でも、周りの人の助けを借りながら仕事をすることも多くあります。
育児も仕事もして大変なのだから助けてもらって当然!という態度はもちろん反感を買ってしまいますが、必要以上に周りに迷惑をかけてしまわないためにも、自分には少し抱えきれないな、と思うような仕事がある場合には、早めに周りに相談するなどということも大切です。
子供の予定などもふまえて、自分が無理なくこなせる範囲の仕事をキープできると理想的ですね。また、周りに助けてもらった時には必ず感謝の気持ちを伝えることも忘れずに!
■家庭の愚痴やストレスを職場に持ち込むのはNG
子どものこと、夫婦のこと、親戚付き合い、家計のことなど…家庭のことだけでも悩みが尽きないのがワーママ。愚痴を話してすっきりしたい!と言う気持ちはわかるけれど、職場にはあまり持ち込まないでほしい、というのが職場の方の本音のようです。
特に、作業中にも関わらずに構わず愚痴を話し続けてくるなどは、仕事の邪魔にもなってしまうので、かなり嫌がられてしまう行為です。
休憩中などであっても、話すたびに愚痴を聞かされるなど、あまりに愚痴が頻繁になってしまうと、相手が誰であろうとも良い気分にはなりませんよね。
また、口に出さずとも、周りが一目で「昨日家で嫌なことがあったのだろうな。」と感づいてしまうほど、態度に出してしまうのも避けたいものです。職場の雰囲気を悪くしたり、周りも仕事を頼みにくくなってしまったりと、さまざまな支障をきたします。
ストレスが溜まって来た時に、誰かに話を聞いてもらう、というのはストレス解消のためにもとても大切な事ではありますが、できるだけ職場には持ち込まず、友人や家族などにプライベートで話す、というのが良いのかもしれません。
家庭のストレスが溜まりすぎて自分でも気が付かないまま態度に出てしまう前に、自分なりのストレス解消方法を見つけて、できる限り仕事に影響がないようにする、というのも周りの自分への印象を悪くしないための一つの対策になります。
ただし、勤務にも関わるような家庭の悩みが発生した場合には、職場への相談も必要なことがあります。その場合はきちんと事情を話し、時間をしっかりと取っていただいたうえで話し合うのがいいでしょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?ワーママに対して思われやすいこととしてまとめましたが、実際の声をのぞいてみると、たとえワーママでなくとも気を付けたいことも多々ありますよね。
育児も家庭も頑張っていてすごい!と思ってくれている方々も多いようです。気を付けるところは気を付け、周りも自分も気持ちよく仕事ができる環境を整えられるといいですね。