■生理痛がひどいときの対処法

多くの女性は、生理痛がひどいときの対処法として、服薬を選択しています。 その数値は全体の半数にのぼり、中でも市販薬を服用している人が80%を超えています。一方で、痛みは我慢した方がいいと考える人もおり、市販薬を飲むことによる副作用を懸念する声もありました。薬に頼りたくないと考える女性も多く、食べ物や飲み物で体をあたためたり、マッサージやエクササイズなどを取り入れて、傷みを改善しているという人もいます。 このように、薬やその他の対処法を実践する方は多いものの、医師の診断を受けている、受けたことがあるという方は、全体の約2割にすぎないそうです。 一言に生理痛といっても、その症状は様々で、処方される薬にも種類があります。例えば、子宮の収縮により痛みを伴う生理痛には、ホルモンを調整する配合薬や鎮痛剤などが処方されます。血行や体質が悪い場合には、症状を改善する漢方薬が処方されることもあるそうです。 市販薬はほとんどが鎮痛剤、しかも生理痛に特化した薬ではないため、症状に合っていないのに飲み続けている可能性もあります。 通勤できないほどの生理痛を感じている方は、病院を受診することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。