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耐えられないほどの生理痛 うまくお休みや早退を伝えるには?

仕事

2019.08.05

生理痛が重い女性にとって、生理中に仕事を続けるのは大変なことですよね。腹痛や腰痛だけでなく、頭痛や吐き気を伴う方もいます。多くの女性は集中力も低下するため、業務に支障が出ることもあります。

とても仕事どころではないそんなとき、早退や休暇を取るという選択肢もあります。しかし、生理痛を理由に会社を早退や休むことを上司に伝えるのには勇気がいりますよね。休みを取れたとしても、罪悪感を感じてしまう人もいます。

そんな女性に向けて、同じ生理痛に悩んでいる女性の対処法を参考にしながら、会社に休みを伝えるときの方法についてご紹介いたします。


■生理痛で悩んでいる女性はこんなにいた!

ある製薬会社が1000人の女性にアンケートをとったところ、「ほとんど生理痛がない」と答えた女性は約16%だったそうです。つまり、80%以上の女性が月経時に生理痛を伴っていることになります。

また、生理痛があると答えた人は若い世代ほど多く、働き盛りの20代~30代で最も大きい数値となっていました。

その中で、「生理痛がひどい方だ」と答えた人は全体の約30%。ひどいと答えた人の中には、「寝込むほどひどい」「外出できない」「家事ができない」など、日常生活に影響が出ていることも回答からうかがえました。

このように、日常生活を送れないほどの生理痛を経験している人は全体で見ると少数派になります。そのため男性はもちろん、同じ女性に相談しても理解を得られないケースもあるようです。

つらい生理痛を抱えながら、生理休暇を取得することをためらう女性の中には、「女性だからって優遇されているんじゃないの?」思われていそうで気になる、職場の雰囲気として取りづらいという思いがあるようです。そんな背景から、生理痛について理解してほしい相手の上位には職場の同僚、上司がランクインしています。

それでは、生理痛に悩む女性はどのように対処していけばよいのでしょうか。

 

 


■生理痛がひどいときの対処法

多くの女性は、生理痛がひどいときの対処法として、服薬を選択しています。

その数値は全体の半数にのぼり、中でも市販薬を服用している人が80%を超えています。一方で、痛みは我慢した方がいいと考える人もおり、市販薬を飲むことによる副作用を懸念する声もありました。薬に頼りたくないと考える女性も多く、食べ物や飲み物で体をあたためたり、マッサージやエクササイズなどを取り入れて、傷みを改善しているという人もいます。

このように、薬やその他の対処法を実践する方は多いものの、医師の診断を受けている、受けたことがあるという方は、全体の約2割にすぎないそうです。

一言に生理痛といっても、その症状は様々で、処方される薬にも種類があります。例えば、子宮の収縮により痛みを伴う生理痛には、ホルモンを調整する配合薬や鎮痛剤などが処方されます。血行や体質が悪い場合には、症状を改善する漢方薬が処方されることもあるそうです。

市販薬はほとんどが鎮痛剤、しかも生理痛に特化した薬ではないため、症状に合っていないのに飲み続けている可能性もあります。

通勤できないほどの生理痛を感じている方は、病院を受診することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 


■生理痛を理由に会社を休むときの伝え方

それでは、ひどい生理痛で会社にどうしても行けないときは、どのように会社に伝えればよいのでしょうか。

まずは、生理休暇とはどのようなものか知っておきましょう。生理休暇とは、女性の社会進出が増加し始めた1947年に制定された労働基準法に盛り込まれた制度で、生理痛などで働くことが困難な女性が、医師の診断書なしに休暇を取得できる制度です。これはすべての企業に設けられているものになります。

そのため、生理痛で休みをもらいたい場合には、生理休暇を選択してもよいのですが、ここでひとつ注意点があります。

生理休暇は有給を保障したものではないため、企業によっては無給の場合も多くあります。欠勤扱いとならないだけで、給与は発生しないということですね。生理休暇を取得しようと思ったときには、事前に社内規定を確認するようにしましょう。

さて、社内規定を確認した上で、生理で早退や休暇を取ることを上司に伝える方法ですが、以下の2パターンをおすすめします。

1.正直に理由を話す
最もおすすめなのは、「生理痛のため今日は休みます。」と伝えることです。上司が男性の場合は言いづらいかもしれませんが、「体調不良で休みます。」「腹痛で休みます。」というように、理由をカモフラージュしてしまうと、次回以降、同じ理由で休暇を取るときに、「またか…」という印象を持たれてしまう可能性があります。
毎回、正直に理由を言うことで、生理痛が重いということを周知できますし、労働基準法で定められている制度のため、基本的に上司は理解しているはずです。ただし、お休みをいただいたことに対する感謝は必ず伝えるようにしましょう。

2.休みを取った後に対応する
上司に言いづらい場合には、ひとまず「体調不良で休みます。」としておいた上で、労務担当者に事情を説明する方法もあります。
最近ではセクハラやパワハラに対する世間の目が厳しいため、少なくなってはいるものの、中にはデリカシーのない上司もいるでしょう。そういう場合の手段として、会社の総務や労務の担当者に話を通しておくということは有効な方法です。

生理が近づくと気分が滅入り、仕事も憂鬱になりがちですが、認められた権利を上手に使うことで、働きやすい職場環境を自分から作っていくことが大切なのではないでしょうか。

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