一般社員は社内イベントに参加したくない!?


では実際のところ、働く人たちは飲み会などのイベントをどう捉えているのでしょうか? インターネット上で様々な調査を行う株式会社アスマークは、「社内コミュニケーションに関するアンケート調査」を実施していました。

 

同調査では各役職ごとに、定期的な飲み会を含む「社内イベント」に注目。“社内イベントに参加することと、通常の業務でのパフォーマンスの関係性”について質問したところ、「経営者・部長クラス」からは「参加することで業務のパフォーマンスが上がる」という回答が54.3%も集まりました。一方で「課長・次長・係長・主任クラス」の同回答は42.0%、一般社員は23.8%と他の役職を下回っています。

 

しかし世の中には、飲み会に意義を見出している若手社員も少なくありません。「普段はじっくり話せない上司と仕事の話ができるから、成長に繋がる気がする」「飲み会を通じて職場の雰囲気に馴染むのって大切ですよね」「職場の飲み会に参加すると、上司や先輩ともすぐに打ち解けられる。入ったばかりだから緊張してたけど、仲良くなれたことで働きやすくなった」といった声が。飲み会の中で職場の人間関係を把握したり、話の内容を仕事に活かす人も多いようです。

 

今年はコロナ禍で飲み会自体がすっかりなくなった企業もありますが、オンラインも含めて「忘年会くらいは…」という声も聞こえてきそう。飲み会の話題は様々ですが、せっかくなら参加者皆が楽しく過ごせるといいですね。

 

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文/古山翔