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三菱UFJ銀行が男性の育休取得を推進する英断「これで夫の意識は変わる!」の声

仕事

2019.05.16

20190515mitubishi01福利厚生のひとつとして推進されている“育児休暇”。最近は男性社員にも育休の取得が推奨されており、「負担が軽くなった」という母親も多いのではないでしょうか? 先日メガバンクの三菱UFJ銀行が、「長期育休取得」を促す制度を設けて反響を呼んでいます。

 

男性の育休を「ほぼ義務化」へ…


今年4月に三菱UFJ銀行が発表したのは「2歳未満の子どもを持つ、全ての男性行員」を対象に、約1カ月の育児休暇を取得させる制度です。育休をとる場合は子どもが生まれる約6週間前に、休みを取る期間を記した「計画書」を上司に提出。部下の育休取得状況が上司の人事評価に繋がるため、事実上の義務化となります。

 

同行の発表を受け、ネット上では歓迎の声が相次いでいました。「育休をほぼ義務づけるのは英断だと思う。最初の1カ月だけでも家事をしてもらえたら、奥さんはすごく助かるんじゃないかな?」「国が主導して同じ制度をどんどん進めてほしい!」「銀行員は忙しいイメージがある。育休ってほとんどの男性がとらないと思うし、他の企業もこれくらい強く推してくれればいいのに」などの声が続出。

 

一方で「結局休んでも家事を手伝ってくれるか怪しい…」「本当に育児に専念してくれるの?」といった心配の声も少なくありません。

 

育休を取得すると夫の意識は変わる?


男性の育休取得に、「メリットがあるのかどうか」と懐疑的な声も多く見られます。市場の様々な調査を行っているゼネラルリサーチ株式会社は、「男性の育児休暇取得についての意識調査」を実施していました。

 

夫婦の1番大きなライフイベントとも言われている「出産」。男女を対象に「勤務先では育児休暇制度はありましたか?」という質問を投げかけたところ、「なかった」という割合が44%を占めています。続いて育児休暇を取得できる企業で務めていた男性に、「自身で育児休暇を取得しましたか?」と質問。51.3%の人が「取得するつもりがなかった」と答えたのに対し、24.4%の人は「取得した」という結果に。

 

では実際に育休を取得したことで、男性の意識はどう変わるのでしょうか?「育児休暇を取得してよかった」と思うことの結果を見ると、「家庭の大変さがわかった」という回答が39.8%。「パートナーの仕事が充実した」という人も29.6%にのぼりました。また女性に対して「夫が育児休暇を取得して良かったこと」を聞いたところ、「自分の自由な時間が増えた」「夫婦の仲が深まった」など好意的な回答が約8割を占めています。

 

男性社員に「有給1カ月」の育休を定めた企業も!


男性の育休取得を推進する企業は他にも。例えば積水ハウス株式会社は2018年9月から、「男性社員1カ月以上の育児休業完全取得」という宣言のもと推し進めています。新制度では「全社をあげた取り組みにより、完全取得を推進(毎年進捗率を開示)」「対象男性社員全員が1カ月以上の育児休業を取得し、最初の1カ月は有給とする」などを徹底して、育児を応援する社会を後押しするとのこと。

 

様々な企業に「男性の育休取得義務化」の兆しが見える中、実際に「夫が育休をとった」という人からは次々と喜びの声が寄せられています。「夫に買いものをしてもらえるだけでもすごく助かる!」「2人目の出産を控えてたから、夫が育休をとって長女の面倒を見てくれた」「ご飯を作る量が増えるし、『育休をとっただけで楽になるわけがない』って思ってました。でも夫がいてくれるだけで助かることって予想以上に多い」といった感想が。今よりもっとたくさんの企業が、育児の負担を減らせる制度を取り入れてくれればいいですね。

 

文/河井奈津

 

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