■出産までどれぐらい通院しなくちゃダメ?

出産するまで何度も妊婦検診に行かなくてはいけないように思えますが、安定期はそれほど通院しなくても構いません。 妊娠初期で問題がなければ1、2週間に1回程度、妊娠6カ月目くらいまでは4週間に1回、9カ月目までは2週間に一回程度、その後出産するまでは1週間に1回ほど通院することになります。 トータルで15回以上は妊婦検診に通うことになりますが、お腹が張ったり出血がある場合などは、通院回数が増えます。また、赤ちゃんの様子が気になるときなどは、自発的に通院するようにしましょう。

■産休はいつ取得すればいい?

一般的に産休といわれていますが、厳密には産前産後休業を意味します。労働基準法に定められている休業なので、妊娠している女性なら雇用形態に関わらず、取得が可能です。 産前休業は出産予定日の6週間前に取得することができます。もし双子だった場合は、出産予定日の14週間前に取得できます。 会社に対して請求しないと産前休業を取得できませんので、自分からの請求が必要です。 産後休業は法律で定められた休業ですので、請求の有無に関わらず取得が可能です。出産後8週間は就業できませんが、本人が希望して医師の許可がとれている場合は、産後6週間から仕事に復帰することも可能です。 産休は国で決められた法律ですが、会社によっては産休について独自の規定を設けている場合もあります。


国の定める産休よりも期間が長い場合が多いので、産休を取る場合は会社規定がどうなっているか確認し、それから請求するようにしましょう。 育休を取得するつもりなら、それも合わせて上司に相談しておくと良いでしょう。

■まとめ

妊娠して出産するまでは時間がすぐに過ぎてしまうので、やらなければならないことをリストアップしておき、スケジュールを立てて計画的に進めるようにしましょう。