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パパが育休を取得して「主夫」になった理由

仕事

2019.01.05

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育休制度を使って、育児に専念する方も増えてきていますが、まだまだ「主にママが利用する制度」というイメージもありますよね。国が男性の育休取得を後押ししているとも言われていますが……「現実には難しい!」と感じているパパ・ママも多いのではないでしょうか。

しかし一方で、割合としては少ないものの、男性が育休を取得するケースもあります。育休を取得した男性は、いったいどのような思い、理由で「主夫」になることを決断したのでしょうか。

気になる理由と共に、男性が育休を取得するメリットについて紹介します。

 

■育休を取得したパパたちが語る「理由」とは?

パパの育休取得を検討し始めたときに、まず気になるのが「実際にどれぐらいの人が制度を利用しているの?」という点です。前例が多ければ、その分背中を押してもらえるような気になれますよね。

厚生労働省が2018年に発表したデータによると、2017年度の男性の育休取得率は5.14%でした。女性の取得率は83.2%と比較すると、「想像以上に少ない」と感じる方も多いのかもしれません。しかしこの「5.14%」という数字、1996年度以降のデータを比較してみると、「過去最高」を記録した数字なのです。

男性の育休取得は「徐々に増えてきている途中」ではありますが、世間一般的に見れば、まだまだ「浸透している」とは言えない状況にあることがわかります。

このような状況の中で、5.14%の男性たちがなぜ育休取得を決断したのか、その理由は以下の通りです。

・上司に勧められたから
・新生児期という限られた時期に、育児に積極的に参加してみたかった
・収入に余裕があったから
・仕事を離れて、別の世界を覗いてみたかった
・育児中、周囲のサポートが期待できないため

男性の育休取得を国が後押しする時代ですから、会社によっては、上司から「積極的にとるように」とアドバイスされるケースもあるのでしょう。仕事も子育ても夫婦が協力して行っていくことが重要視されていますから、こうした流れにも沿った動きだと言えそうですね。

また、もともと収入に余裕があれば、人生の節目に「仕事」よりも「家庭」を重視したくなるケースもあるでしょう。その経験が、さらに新たなインスピレーションにつながる可能性もあります。

最後に紹介するのは、非常に切実なケースで、育児を行う上で「夫以外サポートできる相手がいない」というものです。

・多胎児
・初めての育児で、実家のサポートを期待できない

この場合は、「取りやすい雰囲気かどうか」に関わらず、「そうするほか選択肢がない」という切実な様子が垣間見えます。

■男性の育休取得、メリットは?

男性が勇気を出して育休を取得すると、以下のようなメリットが期待できます。

・子育てを通じて、自分の世界を広げられる
・家庭での経験が、仕事につながる
・妻や子どもとの絆が深まる
・家事や育児のスキルが高まることで、将来の共働きにも不安がなくなる

男性が育休をとり、家事や育児ときちんと向き合うことには、さまざまなメリットが期待できます。

これまで経験してこなかった世界を知り、それはそのまま、豊かな人生経験へと結び付くでしょう。妻や子どもとの絆が深まれば、その後の長い子育て生活も、幸せに過ごせる可能性が高くなります。「父親」として「夫」としての自信も深まることでしょう。

■一方でデメリットも気になる……

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夫が育休を取得して家事や育児を分担してくれれば、「楽になった」「家族の絆が深まった!」と感じる方も多いことでしょう。しかし一方で、男性の育休取得に対して「デメリットが発生するのでは?」と気になってしまう方も多いのではないでしょうか。

男性の育休取得率が限られている今、「珍しい存在」であることは言うまでもありません。日本の社会において、「珍しくて目立つ」というのは、必ずしも良い評価につながるとは限らないのです。

よく言われるデメリットとしては、以下のようなものが考えられます。

・収入がダウンする
・育休復帰後のポジションが不安
・周囲の理解が得られない

育休中の給与ダウンは、非常に大きな問題です。平成26年4月から、育児休業給付金の割合が50%から67%へと引き上げられていますが、収入がダウンするのに変わりはありません。子どもが生まれてこれからますますお金がかかることが予想される時期に、収入がダウンすることに対して、不安を抱く方も多いことでしょう。

またこれまで、多くの女性が直面してきた「育休明けの業務」に関する不安も抱えることになります。

育休を取得したことによる出世への影響や、これまでやってきた仕事ができなくなってしまうのでは?なんて不安も、身近なものだと言えるでしょう。まだまだ男性の育休取得率が低いことで、理解を得にくいことも原因の一つです。

 

■育休取得を望む男性の割合とは

積極的に育児参加したい!と希望する男性の割合が増える中で、育休取得を希望する男性の割合は35%を超えることがわかっています。3人に1人パパは育休を取得したいと希望しているにも関わらず、まだまだそれが現実になっていない様子がうかがえますね。

もちろん、誰がどのように育休を取得するのかは、各家庭によって判断が異なるポイントとなります。もし「とりたい!」という気持ちが強ければ、実際に主夫になった男性たちの意見も参考にして、決断してみるのも良いでしょう。

 

■まとめ

男性の育児参加が増えている今、育休取得率も今後ますます上昇していくのかもしれませんね。メリットもあればデメリットもありますが、大切なのは家族にとってベストな決断をするということです。

「主夫」という選択肢も頭に入れつつ、話し合いを進めてみてはいかがでしょうか。

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