◆最初は賛成してくれたけれど……

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反対派の話を聞くとやはり結婚するときに妻の働き方についてよく話し合ったり、納得できる人と結婚する必要があったと思う方もいるのではないでしょうか。 ですが、最初は妻が働くことに賛成してくれていたけれど、実際の行動が伴わないというケースもあります。 例えば、共働きを前提にして結婚したけれど、結婚後の家事は妻に任せっぱなしという夫も残念ながらいるようです。夫と妻の会社での勤務時間・収入も同程度でしたが、妻の労働は自宅に帰った後も、料理、洗濯、片付けや明日のお弁当作りなどが就寝まで続くといったケースも。 妻の負担が大きいと、ストレスから夫婦仲にも亀裂が生じる危険性がありますで、お互いに気持ちよく仕事と家庭を両立できるよう、ちょっとした工夫や心掛けが必要です。 例えば、感謝の気持ちは目を見て言葉で伝える。手伝って欲しいことは、感情に訴えかけるのではなく、理由を伝えて理解してもらう。など、妻の負担が大きいのであれば、その不満を解消しないままにせず、夫に伝える努力をしていくことも大切なのではないでしょうか。 共働きに対する反応と対応方法について見てきました。 いずれの場合も、重要なポイントとしては、意見が分かれた場合、双方で納得いく答えがでるように話し合い、理解し合っていくことが重要ということになりそうです。