視野を広げ、客観的に物事を見る

物事を多面的に見る能力はマネージャーの役割のうち、特に2の意思決定・問題解決で役に立ちます。


自分、相手、第三者からの視点を意識しイメージすることで、物事に対する様々な考えが浮かびます。

 

自分だけでは見えない部分を理解するのは難しいですが、意識をするだけでも大きく変わります。客観的に物事を見ることができれば、関係性の見直しや問題解決へのヒントが得られるでしょう。

 

また、「ディズニーストラテジー」という言葉があります。これは、目標の達成のために「夢想家」「現実家」「批評家」の3つの視点を持つスキルのことです。 夢想家:長期的かつ大きな未来を見据え、広い視点で考え、様々な選択肢を生み出します。


現実家:目標達成に何が必要なのか?具体的に方法や計画を考えます。


批評家:あえて問題やリスクを考え、目標達成への精度を上げていきます。

 

自分の中でこのような3つの視点で物事を考える癖をつけておくと、普段から一歩下がった場所で問題を冷静に見つめなおすことができます。

 

マネジメント能力はコツコツ磨くもの

マネジメントに必要なスキルは一朝一夕では身につきません。プレイヤー時代とは違う力を求められ、最初は戸惑うことも多いはずです。

 

部下を育てられるマネージャーになれるよう、コツコツとスキルを磨いていきましょう。

 

文/佐藤仁美