転職する際に「月給」を意識する人の割合は約3割!


「今年に入ってベースアップで月給が上がった人」が在籍する企業を業種・規模別に見ると、ベースアップの実施率が高い業種トップ3が判明。1位は「メーカー(機械・電気・電子など)」(12%)、2位に「インフラ(電力・ガス・水道など)」(12%)、3位が「メーカー(素材・食品・医薬品など)」(10%)でした。

 

続けて「転職を考える際に月給は重視しますか?」と尋ねたところ、「もっとも重視する」という回答は29%。同回答の割合は、年代の上昇とともに上がっています。

 

「月給をもっとも重視する」と回答した人に理由を質問。「転職前の月給が生活に余裕が持てる額ではないため」(32%)という理由がトップに。

 

「月給を重視しない」という人に「月給以上に重視すること」を聞いたところ、上位にランクインしたのは「人間関係の良さ」(49%)、「仕事のやりがい・達成感」(48%)などの意見です。年代別で見ると、「30代」「40代以上」は半数以上の人が「仕事のやりがい・達成感」と回答していました。

 

■調査概要


調査方法:インターネットによるアンケート


調査期間:2019年5月29日~6月25日


調査対象:「エン転職」を利用する正社員のユーザー


有効回答数:6289名

 

文/原田美咲