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〝ママだから〟が理由じゃない…キャリアママが考える「あの人が出世しない訳」

仕事

2019.07.24

子どもを産んで職場復帰しても、キャリアアップを実現している女性は数多くいます。ただでさえ大変な「仕事と家事の両立」を実現し、そのうえ出世までしているなんて…でもどうやら「出世できるママ」と「できないママ」には〝意識格差〟があるようです。キャリアママにお話を聞きました。

 

■「ママ感出しすぎ」で損してないですか?(良美さん/42/メーカー勤務)

iStock.com/Tempura

うちの会社はママ社員が少しずつ増えていますが、まだまだ〝市民権を得ていない〟のが現実です。だから私も育休を終えて復帰するときに「ママの立場に甘えず、謙虚でいよう」と心に決めていました。

子どもの発熱で保育園から呼び出しがあると、周りの同僚たちに迷惑をかけないよう、仕事を早めに引き継ぎしています。仕事の完成度に関しても「ママだから大目に見てほしい」なんて思ったことはありません。

その成果もあってか、私は管理職に昇進できました。これからキャリアアップを目指す後輩ママたちには「出産しても、出世をあきらめないで!」と言いたいです。でも実際、復帰した後輩社員たちの様子はといえば…。

「見てください! ウチの子つかまり立ちができるようになったんですよ! もうかわいくて、かわいくて~」と、勤務時間中に写真を見せ歩いて大談笑。特にハロウィンの前日がひどかったんです。「明日は保育園のハロウィンパーティがあるので、半休取りま~す」「がんばってプリンセスのドレス作ったんです、かわいいでしょ!」とお祭り気分。

でも「ママって最高に幸せ!」みたいなオーラ全開でいると、反感を買うんじゃないかと心配になります。社員には独身者だっていますし、結婚していてもなかなか子どもが授かれない人も。それに本音では「会社は男社会」と思っている上司だって…いろんな人がいるんですから。

本来なら仕事は実力で評価されるべきなのですが、ママ社員はどうしても色めがねで見られがち。だからこそ「ママ感の出しすぎ」で損をするのは、もったいないと思ってしまいます。

■ワーママの仕事は「時間勝負」(桃子さん/35/小売業)

iStock.com/seb_ra

 私たちワーママにとっては「限られた時間でムダなく成果を出すこと」が、重要ポイントだと思うんです。保育園のお迎えに間に合うように仕事を終わらせなければなりませんし、ときには子どもの急な体調不良で病院へ駆けつけることだってあります。

だからいまや「スピーディーに効率よく仕事をこなす」が私のモットー。1時間かけていた作業も集中して30分で終わらせ、仕事上の決定にもあまり時間をかけません。よほどのことがないかぎり、その日のうちに終わらせます。

とにかく「ムダというムダをすべて省く」よう意識してから、むしろ新しい仕事もこなせるようになりました。でも、他のワーママ社員はこの限りではないよう。意識の持ちようによっては、もっと集中できるはずだと思うんです。

作業のスピードは復帰前と変わらず、でも帰る時間は周りより早い…これでは「会社にとってはマイナス」だと思われかねません。勤務時間が短いからこそ「スピード勝負」しないと、出世のチャンスはいつまで経っても巡ってこないのでは。

■「キャリア志向じゃないワーママ」からも言わせて!

iStock.com/itakayuki

 

●出世に興味ない人だっている
おなじ部署の先輩ワーママから「あなただって当然、出世はしたいんでしょ?」と勝手に決めつけられています。でも私はハッキリ言って、出世に興味がありません。子どもを育てながら、ほどよく仕事をしたいんです。私みたいな「非キャリア志向」のワーママがいることもわかってほしいです。(桃子さん/36/出版社勤務)

●能力は人それぞれでしょ
雑誌などでよく「出世してるキャリア志向ママ」の記事を見かけることがあります。でも、そういうのを見るたびに自己嫌悪に陥るんです。私にとっては仕事と育児を両立するだけで精いっぱいで、仕事の質や量を変える余裕なんてまったくありません。(理子さん/32/食品業)

iStock.com/Tempura

ママになってからの仕事に対する意識は、十人十色の考え方があるようです。仕事と家事を両立しながら、長く仕事を続けるためにも「出世をしたかどうか」を物差しにするのではなく、自分にとって「ベストな仕事ができているか」が重要になってくるのかもしれませんね。

 

ライター:佐藤まゆみ
マスコミ系の会社に勤務。保育園の年長を筆頭に3人の子育てに奮闘するママ。外面はサバサバ&ハキハキだけど、内面は「モヤモヤの宝庫」!〝宝〟の持ち腐れにならないよう、惜しみなく発信してきたいと思います!

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