小林よしひささん「たいそうのおにいさん卒業。37歳の転職」【前編】

娘が生まれてからの転職

「だからこそ、頑張れる気がする」

小林さんは大きな決断はスパッとできるほうですか?とはいえ、小さな子どもを持ちつつ方向転換するとなると、迷うことも多かったのではないでしょうか。

 

小林よしひささん:

決断するときはもちろん悩みますけど、決めるときはパッと決めますね。確かに、単身のときは、もっと決断が早かったかもしれません。今回の卒業は偶然というか、ちょうど娘が生まれた年の転職になったので、それはかなり、いままでの人生のなかでは行き先を悩んだほうですね。

 

ただ逆に決め手になったのが、「子どもや家庭を守らなくては」という思い。決めたら進まなければいけないんだ、とパッと決断ができました。小さな子どもがいるとか家庭があるとか、そういう部分のプレッシャーや悩みが決断を鈍らせることはあると思うんですけど、逆の発想で「だからこそ決断しなきゃ」と変わった瞬間がありましたね。

 

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仕事においてやりたいことがある一方で、日々の子育てがある。読者も同じ悩みを抱えています。優先順位を決められない場合、どこかで線を引かなきゃいけない?

 

小林よしひささん:

子どもがいると、バリバリ働くことはなかなか難しかったりしますよね…。私の場合は周りのサポートもあったので、そういった意味ではすごくありがたい環境ではありました。妻もいま育休中で、大きくなったら復帰する可能性が高いですね。そうするとまた環境が変わってくるし、違った大変さが出てくるでしょうね。

 

でも、周りやいろんな人の力を借りて、みんなで子育てをすることで仕事に向き合うことってできると思うんです。だからこそ、ちゃんと「自分がやりたい」と思えることをやってないと、頑張れないのでは、とも思います。例えばお金のためだけとかだったら、どこかで、押しつぶされてしまわないか。だからこそ、自分が本当に進みたい道なのかを考える必要があると思うんですね。

 

やりたいことに、素直に向き合うということですね?

 

小林よしひささん:

…と思います!僕がこういった職業だからでなく、どんな職業の方も。読者のみなさんも、「やりたいことに素直に向き合う」を指針として仕事に向き合えるほうが、頑張れるんじゃないでしょうか。

 

仕事をする上で「これだけは守りたい」「仕事の核としているもの」はなんですか?

 

小林よしひささん:

どこかで「お仕事は我慢料」っていうのを聞いたことがあるのですが、それって実際違うのかなと思います。

これからの世の中は、自分らしさを発揮できる「人とは違う何か」が大切になっていく時代にもなっていくと思います。だからこそ、「自分が本当に好きでやっているか。自分を偽っていないか」ということは、仕事しながら常に自問自答しています。

 

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松崎愛香

フリーライター。小学生女子と保育園男子の2児の母。「読んでハッピーに」そんな記事を各ジャンルで執筆。