美術館デビューに!子供が本物のアートに触れられる場所

体験型の展示や子ども向けのツールがある場所、または近くに公園がある美術館が、小さなお子さんと行く美術館めぐり、または初めての美術館デビューにオススメです。 

親子で楽しめるアートスポットを、美術館めぐりをライフワークにしているアートナビゲーターの工藤美保さんに教えてもらいました。

 

東京おもちゃ美術館


ー好奇心を刺激する多彩なおもちゃが勢ぞろい!ー

ごっこ遊びブース「おもちゃのまち きいろ」

 

旧四谷第四小学校の校舎を利用した東京おもちゃ美術館。3階に分かれた展示スペースには合計9つのブースがあり、木のおもちゃで遊べる02歳児向けの「赤ちゃん木育ひろば」や、ごっこ遊びブースの「おもちゃのまち きいろ」、お手玉やコマなど伝統的な遊びにしたしめる「おもちゃのまち あか」など、子どもの創造性を刺激する多彩なおもちゃが勢ぞろい! 「おもちゃこうぼう」では、手作りおもちゃのワークショップが毎日開催。赤ちゃんから大人まで楽しめるアートスポットです。

 

■アートナビゲーター・工藤さんのひと言

0歳の赤ちゃんも楽しめるので美術館デビューにおすすめです!ワークショップやイベントも充実しています。

 

 

イベントやワークショップも充実!

 

■美術館情報

【東京おもちゃ美術館】

住所:東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内 

TEL03-5367-9601

開館時間:10:0016:00(入館は15:30まで)

当日のチケットで再入館ができます。

休館日:木曜日 

※木曜日が祝日の場合は開館。後日振替休館あり(詳しくはHPでご確認ください)

入館料:こども(6ヶ月〜小学生)700円、おとな(中学生以上)1000円、65歳以上500

6ヶ月未満は無料。 

2019101日からの入館料です。

アクセス:東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口より、お子さま連れで徒歩7

駐車場:なし

HPhttp://goodtoy.org/ttm/index.html

お知らせ/1019日(土)〜20日(日)に「東京おもちゃまつり2019」を開催。おもちゃと遊びにまつわる100以上のブースが並ぶ年に一度の賑やかな大イベントです。

http://goodtoy.org/ttm/matsuri/

 

東京都現代美術館


ーお散歩感覚で美術鑑賞ができるー

 

モダンな美術館外観 Photo: Kenta Hasegawa

 

今年3月にリニューアル・オープンし、さらに親子で楽しめる美術館へとパワーアップ! 現代美術を中心に、建築、ファッション、デザインなどの多彩な企画展と、子ども向けの美術書を集めた「こどもとしょしつ」、アートを感じる仕掛け満載のレストラン「100本のスプーン」など、さまざまな角度から子どもの好奇心を刺激します。ユニークなコルク製ベンチが置かれた中庭では、カフェ&ラウンジ「二階のサンドイッチ」でテイクアウトしたサンドイッチで、ランチ休憩もできます。1020日(日)まで、親子で楽しめる「遊び」をテーマにした展覧会「あそびのじかん」を開催中!

 

■アートナビゲーター・工藤さんのひと言

木場公園が隣接しているので、お散歩気分で楽しめる美術館です。夏休みなどの長期休みには子ども向けの展示も開催しているので要チェック!

 

こどもとしょしつで読書を楽しもう Photo: Kenta Hasegawa

 

■美術館情報

【東京都現代美術館】

住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)

TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)

開館時間:10:0018:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日(ただし、9/169/2310/142020/1/135/4は開館)、年末年始、展示替え期間※月曜が祝日の場合は開館。後日振替休館あり。詳しくはHPでご確認ください

観覧料/展覧会によって異なります。詳細はHPでご確認ください。

アクセス:東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2番出口より徒歩9

駐車場:あり

HPhttps://www.mot-art-museum.jp/

 

東京都庭園美術館


ー美しい建物と緑豊かな庭園に囲まれてゆったり過ごそうー

 

東京都庭園美術館 南面

 

昭和8年に建てられた旧皇族邸を、そのまま美術館として公開。館内ではフランスのガラス工芸家ルネ・ラリックや彫刻家レオン・ブランショのレリーフも見ることができ、建物が丸ごとアート空間となり、美しい建築美を肌で感じることができます。芝庭、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアに分かれた庭園は、春夏秋冬でさまざまな表情を見せてくます。庭園では飲食もできるので、ランチタイムをのんびり過ごす親子の姿も。美術鑑賞の後は庭園を散策して、芝生の上でピクニックを楽しんではいかがでしょうか。

 

■アートナビゲーター・工藤さんのひと言

「ウェルカムルーム」にある「さわる小さな庭園美術館」は、地図や積み木のようなモチーフを動かしたり触ったりでき、美術館を楽しむ入り口としてさまざまな発見を与えてくれます!

 

ウェルカムルームの「さわる小さな庭園美術館」

 

■美術館情報

【東京都庭園美術館】

住所:東京都港区白金台5-21-9

TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)

開館時間:10:0018:00(入館は17:30まで)

休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始

※詳しくはHPでご確認ください

入館料/展覧会によって異なります。詳細はHPでご確認ください。

庭園入場料/一般200円、大学生160円、中学生・高校生・65歳以上100

※小学生以下、都内在住在学の中学生無料

アクセス:JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7

都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6

駐車場:あり

HPhttps://www.teien-art-museum.ne.jp

 

金沢21世紀美術館


ー体験型展示、ワークショップが盛りだくさん!ー

 

レアンドロ・エルリッヒ 《スイミング・プール》2004年 撮影:渡邉修 写真提供:金沢21世紀美術館

 

「子どもたちとともに、成長する美術館」をコンセプトの一つに掲げ、立体作品の「ラッピング」や「カラー・アクティビティ・ハウス」など、見て、触れて、体験できる展示が満載。親子で表現を楽しむための空間「キッズスタジオ」では、子どもが主体となって作品を制作したり、展覧会や季節に合わせたテーマのワークショップを開催しています。絵本を楽しみながら展覧会に親しめるアートライブラリー・プログラムもあり、子どもの好奇心を刺激する仕掛けが盛りだくさんの美術館です。

 

■アートナビゲーター・工藤さんのひと言

プールの上と下に分かれ、一枚のガラス越しにコミュニケーションする作品「スイミング・プール」は子どもにも大人気!不思議な空間をぜひ体感してみてください。

 

親子で楽しめる「キッズスタジオ」 提供:金沢21世紀美術館

 

■美術館情報

【金沢21世紀美術館】

住所:石川県金沢市広坂1-2-1

TEL076-220-2800 (代表)

開館時間:展覧会ゾーン/10:0018:00(金・土曜日は20:00まで)

交流ゾーン/9:0022:00

※各施設の開室時間はそれぞれ異なります。

休館日:展覧会ゾーン/月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始

交流ゾーン/年末年始(各施設の休室日は展覧会ゾーンに準ずる)

20191220日〜202023日は改修工事のため全館休館

※詳しくはHPでご確認ください

入館料/一般1,200円、大学生800円、中学生・小学生400円、65歳以上1,000

※交流ゾーンは無料

アクセス:JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、6番乗り場よりバスにて約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ。兼六園口810番乗り場よりバスにて約10分「香林坊(アトリオ前)」下車、徒歩約5分。

駐車場:あり

HPhttps://www.kanazawa21.jp/

 

彫刻の森美術館


ー緑豊かな屋外展示スペースでのびのびアート鑑賞ー

 

散策気分でアート鑑賞

 

日本で初めての野外美術館。広大な敷地には近現代を代表する芸術家の名作約120点の彫刻が展示されています。カラフルなネットが幾重にも重なる「ネットの森」や、透明なカプセルをいくつも繋げた「しゃぼん玉のお城」など、子どもが体を動かしながら体験できる展示も多数。レストランやカフェや足湯スポットなどの休憩場所も充実しており、親子で一日楽しめます。毎週土曜日はファミリー優待日で、保護者1名につき中学生・小学生5名までが無料に!

 

■アートナビゲーター・工藤さんのひと言

常時開催している敷地内に眠る7つのお宝(彫刻)探す「彫刻の森宝探しラリー」(300円)もオススメ。お子さんも夢中になって楽しめるはず!

 

子どもも楽しめるスタンプラリー

 

■美術館情報

【彫刻の森美術館】

住所:神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121

TEL0460-82-1161

開館時間:9:0017:00(入館は16:30まで)

休館日:無休

入館料/大人1,600円、大学生・高校生1,200円、中学生・小学生800

アクセス:電車:箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車徒歩2

バス:箱根登山バス、伊豆箱根バス「二ノ平入口」下車徒歩5分、または箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車すぐ

駐車場:あり

HPhttps://www.hakone-oam.or.jp/

 

文/佐藤有香

佐藤有香

フリーライター。一児の母。広告制作会社の編集部にて8年間勤務した後、2016年よりフリーランスとして活動。現在はWEBメディアや雑誌、書籍の編集、執筆を手がける。趣味はランニングとアクセサリー作り。好きなものはコーヒー、チョコレート、下町。