怒りに流されて後悔しない…ママたちが決める「子どもを叱る基準」

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vol.3 子どもの叱り方

育児、仕事、家事、社会のこと、ママたちが普段気になっていることをCHANTOモニターに大調査!ママたちの「どうして?」を「なるほど!」に変える記事をお届けします。vol.3は子どもの叱り方についてです。

近年「叱らない育児」が注目されています。子どもが好ましくない行為をしたときに感情的に叱らずに諭す…という育児方法ですが、その言葉が一人歩きし「叱らない=何も言わない」と勘違いし、子どもを全く叱らないというケースも増えているそう。公共の場で騒ぐ子どもも多く子連れ入店を禁止する飲食店が増えているというニュースも耳にします。その一方で、強く叱ると虐待になるのではと悩むママもいて加減が難しいですよね。ママたちはどういった点を考慮しながら、子どもを叱っているのでしょうか?

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日常的に叱る家庭は7割超。それでも感情的には叱りたくない


まず、子どもを叱る頻度について聞きました。

「ほぼ毎日」(38%)、「週に数回」(35%)「よほど問題があったとき」(26%)、「ほとんど叱らない」(1%)という結果に。

共働き家庭だと子どもと過ごす時間が限られているにも関わらず、「ほぼ毎日」「週に数回」怒っている家庭が7割超えているのはかなり高いと言えそうです。

ただ、できるだけ感情に流されて叱りたくないという気持ちは誰もが持っているよう。「自分の機嫌によって、感情のまま怒ってしまって後悔した」「自分の感情で怒りまくったら子どもに何も伝わらなかった」など、感情のままに叱ってしまったことに後悔したという声も多く集まっていました。

叱る基準は、危ないことをしたときやルールを守らないとき


それでは怒りにまかせて叱ってしまわないよう、ママたちはどんな工夫をしているのでしょうか?子どもを叱る基準について聞きました。

子どもを叱るときの基準は?※複数回答)

1位 危険なことをしたとき 48票

2位 ルールやマナーを守らないとき 43票

3位  嘘など悪いことをしたとき、約束を破ったとき 16票

1位から3位まで、いずれも子どもが成長する上で身に付けてほしいことが占める結果になっています。

1位「危険なことをしたとき」(48票)には、子ども自身が危ない目に合いそうな場合だけでなく、友達や兄弟に対してケガをさせるような行為についても含まれていました。

2位「ルールやマナーを守らない」には、「公共の場で騒ぐ」「電車のシートに土足で上がる」など社会的に問題となる行為を基準にし、3位は「嘘など悪いことをしたとき」「約束を破ったとき」と人間関係を構築する上でやってはいけないことを基準としていました。

「こういうときに叱る」というルールを設けておくことで、不必要に怒ることがなくなるのでママもゆったりと育児ができます。また、叱ってばかりだと本当にわかってほしいことも子どもにいつものことと受け流されてしまう場合もあるため、メリハリをつけることで効果的なしつけを行うことができますよね。

さらに、叱り方で工夫していることについて聞いたところ、「どうしてその行為をしたのか聞く」「怒られた理由をきちんと説明する」など、子ども自身が考え、納得できるような叱り方を心がけているママが多いようです。

伝え方について「子どもがわかりやすいような簡単な言葉を選び、ゆっくりした口調で話すようにしている」「落ち着いたトーンで目を見て話す」などを心がけているママも。穏やかに話せば子どもに恐怖心を与えることもありませんし、ママ自身も「怒りすぎたかも」と後悔しないですみます。

ただ落ち着いて叱ることができ、それが子どもに伝わるならば十分ですが、命の危険が関わる際などには真剣に怒らなければ伝わらないこともあります。感情的になってしまった場合にも、必要以上に自分を責めすぎず、一度頭を冷やして子どもに怒った理由を再度説明するなどフォローを入れてみるといいかもしれません。

取材・文/阿部祐子 イラスト/児島衣里

©️CHANTO調べ 調査期間:2019年2月4日〜21日 調査対象:CHANTOモニター97

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阿部祐子

出版社に勤務したのち渡米し、長男を出産。帰国後はフリーライターとしてWEBメディアを中心に執筆を行う2児のママ。CHANTO webでは主に育児、アート、ハンドメイドなどの記事を担当。ライター業とともに、がま口作家としても活動している。週末は趣味の建築巡りと街歩きに、夫と息子たちを連れ回している。

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