消費税増税で家計を見直す家庭は25%…少ないその理由とは?

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vol.14  消費税増税

育児、仕事、家事、社会のこと、ママたちが普段気になっていることをCHANTOモニターに大調査!ママたちの「どうして?」を「なるほど!」に変える記事をお届けします。vol.14は「消費税増税」についてです。

 

10月1日から、消費税が8%から10%に引き上げられます。今回は日本では初めて「軽減税率」が導入されるため、毎日のようにニュースなどで話題となっていますね。「軽減税率」とは、所得の低い人向けに負担を軽くする制度です。酒以外の飲食料品や新聞などの生活必需品は8%のままで据え置かれます。その他、キャッシュレス決済を対象にする「ポイント還元」も実施される予定です。今回の増税を前に、ママたちはどんなことを考えているのでしょうか?モニターの皆さんに聞きました。

 

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レジ袋有料化に賛成66%!ママの半数以上が「エコバッグを持ち歩く」

増税にあたり「家計の見直しをする」は25%。その理由は軽減税率にあり?

まず、「増税が行われたら家計の見直しはしますか?」と聞いたところ、意外にも54%の人が「しない」と回答する結果になりました。

 

家計で見直し安い費目は食費かと思います。しかし今回の増税では、軽減税率の導入で飲食料品はこれまでと税率が変わらないため、改めて見直さなくてもよいと思う家庭が多いのかもしれません。我々子育て世代にとって重要な教育費についても、10月からは幼児教育・保育の無償化が行われます。そのため、増税となっても家庭の負担は大きく変わらないと考える人が多いというのも一つの理由としてありそうです。

 

なお「見直しをする」という人は25%でした。その見直しの対象としては「外食費」という意見がほとんど。外食は軽減税率の対象外で10%の税率になるので、控えたいと思う人が多いのでしょう。

 

そして、「わからない」と回答した人は21%。実際に税率が上がってからの家計を見ないと、実感できないというのもあるかもしれませんね。

 

また他の家庭がどうしているのか気になるのは、駆け込み購入ですよね。「駆け込みで購入を予定しているものはありますか?」との問いには、「ある」36%、「ない」56%という結果になっています。買うものについては「大型家電(特にエアコン)」「車」「家のリフォーム」などが挙がっていました。

 

ちなみに、子育て世代などへの消費への影響を緩和する目的として「プレミアム付き商品券」の発行も行われます。これは2016年4月2日から2019年9月30日までに生まれた子どもがいる世帯や住民税非課税の世帯が購入できる商品券お得に買い物が行える商品券です。認知度を尋ねたところ、「知っている」(57%)と過半数を占めました。対象の子育て世代には案内が送付され始めているので忘れずに確認しましょう。

 

増税対策…なの!?「プレミアム付商品券」購入条件がシビア過ぎ‼︎

 

スタートまであとわずかとなった消費税の増税。特に今回から導入される「軽減税率」は何が対象となるのかがわかりにくく、飲食店内での食事は10%だがテイクアウトは8%となるなど細かい基準が設定されています。増税前に確認しておくと混乱が少なくてすむかもしれません。また「プレミアム付き商品券」や「キャッシュレス決済の際のポイント還元」など家計の負担を軽減する施策も行われます。家計の負担が増えるのは憂鬱ですが、そうした制度を活用しながらうまく乗り切っていきましょう。

 

取材・文/阿部祐子 イラスト/児島衣里

©️CHANTO調べ 調査期間:2019年8月20日〜9月1日 調査対象:CHANTOモニター104
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阿部祐子

出版社に勤務したのち渡米し、長男を出産。帰国後はフリーライターとしてWEBメディアを中心に執筆を行う2児のママ。CHANTO webでは主に育児、アート、ハンドメイドなどの記事を担当。ライター業とともに、がま口作家としても活動している。週末は趣味の建築巡りと街歩きに、夫と息子たちを連れ回している。