親になったら、一度は考えてしまうこのテーマ  

リアルガチに想像するのは難しいですよね。僕もこの映画をもう一度観て、考えてみました。残り3ヶ月で妻と息子に何をしてあげられるか。そして、自分の人生に悔いを残さないためには何をすべきか。僕ならきっと、家族に全力投球しそうな気がします。いろんな所に旅行に行くだろうし、美味しいものを食べるだろうし、できるだけ多くの思い出を作ろうとする気がします。

 

ただ、自分の寿命を家族に言うかどうかはちょっと考えます…この映画の主人公のように内緒にするかもしれないなぁとも思います。残された時間を家族にとって、自分にとっての最高の時間にするためには内緒にするのもアリだなぁと。いや、待てよ。もし妻が余命宣告を受けたら内緒にされたくないな…そんな風にグルグルと考えてしまう映画なんです。

 

死ぬまでにしたい10のこと
▲余命を告げずにいられるのも、夫(僕)以外の男と付き合うのも… 自分の立場で考えると苦しいものがある…。いや、考えられない!!!

 

それはきっと、この映画がよくあるお涙頂戴の美しいだけのストーリーではなく、人間の浅はかさ、ズルさ、純粋さを隠さずに描いているからではないでしょうか? この映画の主人公のアンはヒロインでもなんでもなく、等身大の普通の女性であるからこそ、多くの観客の心を掴んだのではないでしょうか。

 

息子・晴太朗くんと赤ペン瀧川
▲今からでも遅くない! 久しぶりに家族で旅行に行こう!と思い立って伊東へ。 普段はあまり魚を食べませんが、目の前で焼かれると楽しいらしく、食べまくる息子・晴太朗。