オギーを中心に描かれる、その周りの大人たち

 

コラムの冒頭に、この映画で人生の予習をしようじゃないか!と書きました。どういうことかというと、この映画はオギーという少年を取り巻く子どもたちだけでなく、大人たちの人間模様も描かれています。もうね、言ってしまえば“いろんな大人の展覧会”です。

 

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▲学校で出会う校長先生や担任教師、そして、オギーが出会うクラスメイトとその親御さんたち。もちろんオギーのママやパパも。素敵な大人と、そうじゃない大人がたくさん登場します。

 

これから先、自分はどんな大人になるべきか、パパとして、ママとして、どんな夫婦であるべきかを考え、発見することになるでしょう。 僕の息子は現在4歳。初めて保育園に行く時に感じたあのドキドキを思い出しました。仕事をしていても、息子は保育園で楽しく過ごせているかをずっと心配してました。これから先、小学校、中学校、高校と進学するたびにドキドキしながら見送ることでしょう。そして、自分がそうであったように、新しい世界に飛びこむ時には様々な苦労と試練があるはずです。 それをどうサポートし、見守り、励ますか。それとともに、自分がどんな大人になるべきかを考えていかなくてはいけないと、この映画から教わりました。 僕の仕事がないからって、息子を保育園に送ったその足で映画館に行ったりしてる場合じゃないんだと。いや、それは仕事だからいいのか。息子が成長するように、大人の僕も成長しなければ!

 

こんな素敵な家族はハードルが高いけど!

 

ポンコツパパの僕はもちろん、ご覧になるママさんも…もしかするとジュリア・ロバーツが演じる母親スペックの高さに打ちひしがれてしまったりするかもです…。 それでも、彼女がどんな風に子どもを励ましたか、応援したか、そして、叱ったか。その一つ一つを自分の実人生に生かしていこうじゃないかと思いながら僕はこの映画を観ました。

 

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▲そしてオーウェン・ウィルソンが演じる父親のユーモアが家庭を明るくしているところにもグッときました。このユーモアっぷりな振る舞いは、父親として超大切に違いない。僕もぜひ真似したい!

 

明日からも嫁と息子を笑わせていこう!そう思って皆さんにもオススメすることにしました。読者のみなさんもよい週末を!

 

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▲白バイにまたがりヒーロー気分を満喫中の息子・晴太朗。でも目が虚ろ…。

 

[DVD Info]
『ワンダー 君は太陽』

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監督:スティーヴン・チョボスキー/キャスト:ジュリア・ロバーツ、ジェイコブ・トレンブレイ、オーウェン・ウィルソン/価格:Blu-rayスペシャル・エディション【初回限定生産】¥6800+税、Blu-rayスタンダードエディション ¥4800+税、DVDスタンダードエディション¥3900+税/発売元:キノフィルムズ、木下グループ/販売元:ハピネット

Wonder (C)2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. Artwork & Supplementary Materials (C)2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 

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