■「入金・出金用」と「貯蓄用」に分けて管理するのがオススメ

金利が高く、また24時間利用が可能と、メリットも多いネット銀行ですが、実は「引き落とし口座として指定できない」など、デメリットが発生するケースもあります。 メインバンクとして使うのは不便!と感じる方もいるでしょう。このような場合には、ぜひ普段使いの「入金・出金用口座」とは別に、「貯蓄専用口座」としてネットバンクを活用することを検討してみてください。 この方法であれば、今の生活の利便性が大きく変わることはありません。入金・出金に関する仕組みは、これまでどおり維持できるでしょう。 一方で、「これは貯めておく分」というお金は、ネット銀行を積極的に活用し、より多く増やすことを意識してみてください。高い金利で効率よく貯めていけるほか、「今いくらぐらい貯まったかな?」なんてチェックも、自分の好きなタイミングで自由に行うことができます。 低金利の時代だからこそ、銀行も賢く使い分けて、自分自身の資産を守る意識を育てていきましょう。

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■まとめ

「毎月のお給料が銀行振込」という方にとって、銀行口座は非常に身近な存在だと言えます。入金されたり出金したり、水道光熱費が引き落とされたりお金を貯めたりと、さまざまな場面で活用している方も多いことでしょう。 あまりにも身近な存在だからこそ、「損得考えずに、同一の口座をずっと使い続けている!」なんてケースも多いのかもしれませんね。 しかし超低金利の今だからこそ、お金を守るためにはより高い意識が必要とされます。まずは「普段の生活用口座」と、「貯蓄用口座」を分けるところからスタートしましょう。「この口座のお金は基本的に使わない」と決めることで、貯める意識も育てていけるのではないでしょうか。 せっかく「貯める」のであれば、金利についてもできるだけ高いところを選びたいものです。お客さまにとって、より有利な条件を提示してくれる銀行はどこなのか、インターネット銀行も含めて、広い視野で比較検討してみてくださいね。