保険に対して自分なりの「考えを持つ」とは?

 

平松家では夫が担当する「洗濯、犬の散歩、ゴミ出し」以外は、圭子さんが家事を一手に引き受けています。子どもたちが手伝ってくれることもありますが、圭子さんの見立てでは、「残された家族が仕事や勉強しながら家事を分担するのは困難」に思えるのだそうです。 そこで家事代行サービスの資金として年間100〜150万円、10年弱と見積もって1000万円は保険金で準備しておきたいというのです。「夫や子どもたちに家事をさせるのが悪い、と思っているわけではないんです。でも実際には、家事って甘いもんじゃない。専門的なスキルと経験が必要な仕事だと思うんです」。 「家事をプロに任せるための資金を保険金でまかなう」という圭子さんの考え方にはさまざまな意見があると思いますが、「保険に対して自分なりの考えを持つことが大事だ」とあらためて教えてもらった出来事でした。

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ライター:小中島 浩昭 出版社の編集者を経て、フリーのマネーライターに。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ。手間をかけずにお金を貯める方法を模索中。妻、高2、高1の年子、老犬の5人家族。 

今回の相談後、圭子さんは検討の末に「筆者にすすめられるまま」ではなく、自分の考えで「死亡保険には入り続ける」ことにしました。あなたも、いま入っている保険の意味合いについて、自分自身の考えを再確認してみませんか?

 

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