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法改正でどう変わる?スマホ販売に変化!端末と通信料金完全分離へ

マネー

2019.07.01

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スマホを契約する際には、端末代と月額の通信料金が発生しますよね。
しかしスマホの端末代は、物によって10万円以上ととても高価なため、なかなか一括で購入する事は出来ないのではないでしょうか。
そこで各キャリアは端末代を分割払いにし、なおかつ2年間および4年間継続して契約すれば月々の端末代分を割り引き、実質無料にするという事をやってきました。
一見すると利用者からしたら端末代が無料になるので、お得に思えるかもしれないこのプランですが、それに対して政府が警鐘を鳴らしました。

■法改正によって端末と通信料金が完全分離される

2019年5月10日に参院本会議で可決された改正電気通信事業法ですが、端末代と通信料金を完全に分離させなければならないという内容になっています。
つまり、今までのように端末代を月々の料金から割り引くという事が出来なくなってしまったという事なんですね。
これには2年間および4年間という長期間、利用者を解約させないように囲い込む事を禁止するという狙いがあります。

・著しく高い違約金の発生も禁止される

今までのプランだと、2年間および4年間の分割払いを選択した場合、解約する際には端末代の残金を一括で支払う他に、高額な違約金も発生していました。
大抵の利用者はもしも他の事業者に変更したくても、違約金が発生する事を恐れて動く事が出来ませんよね。
しかし法改正によって違約金の発生が無くなれば、みんな自由に事業者を選択する事が出来るようになるのではないでしょうか。

■法改正に先駆け各キャリアも新プランを発表

端末代が月々の通信料金から割り引かれると言っても、格安SIM業者に比べると割高感は否めません。
更に法改正によって端末代を割り引く事が出来なくなってしまえば、大手3大キャリアにとっては死活問題にもなりかねませんよね。
そこで法改正に先駆け、NTTドコモが4月に先陣を切り新プランを発表しました。

・NTTドコモの新料金プラン

NTTドコモは従来のプランに加え4月に新料金プランを発表しました。
新料金プランの予約受付開始は5月22日からで、提供が開始されるのは6月1日からとなっております。
気になる内容は、家族で3回線以上を契約する場合月々1,000円(税抜)が割引される「ギガホ」と「ギガライト」プラン。
「ギガホ」は最大30GBまで速度制限がかからないプランで、2年間定期契約をする事で月々6,980円(税抜)。
2019年9月30日までに契約をすれば、最大6か月間1,000円(税抜)引きとなるため家族割と組み合わせると、4,980円(税抜)で利用する事が出来ます。
「ギガライト」は使ったデータ量によって利用料金が変わるプランで、2年間定期契約をすれば1GB以内で2,980円(税抜)。
こちらも家族割を適用する事で1,000円(税抜)となるため、最低1980円(税抜)で利用する事が出来ます。

・ソフトバンクの新料金プラン

ソフトバンクもNTTドコモに対抗して、5月8日に新料金プランを発表いたしました。
その名もスマホデビュープラン。
今までガラケーを使っていた人がスマホに乗り換えた場合にのみ適用され、5分以内の国内通話+データ通信1GBがセットで12か月間の月額が980円(税抜)となるものです。
12か月が経過すると月額1,980円(税抜)となるため、注意が必要かもしれませんね。
こちらの受付は2019年6月12日より開始されます。

・auの新料金プラン

NTTドコモ、ソフトバンクと共にスマホ業界をけん引してきたauもまた、端末代と通信料金の完全分離に向けた新料金プランを5/13に発表しました。
それが、新auピタットプランです。
こちらのプランの内容は、同居家族3人以上で2年契約を結ぶ事によって、一人当たりの料金が永年1,980円~になるというものです。
料金設定が段階性となっており、データ通信量が1GBまで1,980円/月~、4GBまで2980円/月~、7GBまで4,480円/月~となります。
受付は6/1から開始するという事です。

 

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■格安SIM業者にとって追い風となるか?

端末代と通信料金が完全に分離されることによって、大手3大キャリア以外のいわゆる格安SIM業者はどうなるのでしょうか。
一部業者を除き、基本的に格安SIM業者は元々端末代を通信料金に組み込んで割引にするという手法は行っていませんでした。
ですので、格安SIM業者からするとこの法改正はあまり痛手になる事はありません。
それどころか、ひょっとすると格安SIMを利用する人たちが増えてくるのではないかと予想出来るんですね。

・法改正によって大手3大キャリア離れが起こるかもしれない

端末代と通信料金が完全分離されることによって、顧客の囲い込みが困難になってしまいます。
大手3大キャリアは元々の通信料金が格安SIM業者に比べ割高なため、端末代を割り引くという手法を使って顧客を獲得してきました。
しかしその手法が使えなくなってしまうと、「2年縛り」や「4年縛り」が出来ないため、利用客は月額利用料金が安い方に移動しやすくなるんですね。
今までは端末代という見えない鎖で縛られていた利用客も、それが外れる事によって視野も広がり格安SIMにも目を向けるようになるかもしれません。
今後通信事業者の契約比率が、法改正によってどのように変化していくのか、注目していきたいですね。

■まとめ

格安SIMという言葉をあらゆる場所で目にすることはあっても、キャリアのプランによって通信事業者を変更する事がなかなかできなかったという方も多いのではないでしょうか。
これからは法律によって自由に変更する事が可能になりますので、ぜひとも格安SIMも検討してみてはいかがでしょうか。

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