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家族カードはなぜ敬遠されるのか…最強のクレジット4枚も紹介!

マネー

2019.04.27

家族カード1_shutterstock_491397595

クレジットカードの利用者なら、「家族カード」の存在を知っている人が多いと思います。でも、実際に持っている人は少なくはずです。お得じゃないから利用しない? 違いますよね。むしろその逆で、お得なのはもちろん、付帯サービス文句なし、ポイントだって貯まりやすい。そう頭では知りながら、あえて選択しない人もいるのではないでしょうか? 

 

「家族カード」の5つのメリット


「共働き世帯こそ、家族カードを持つべき。敬遠するのは損ですよ」

こう語るのは、クレジットカードの専門家であり、ポイント交換サービス『ポイ探』を運営する菊地崇仁さん。家族カードとは、クレジットカードの本会員の家族(家族会員)が所有できるカードを指します。夫をクレジットカードの本会員としたら、妻や子どもなどが同カードの家族会員になって家族カードを持てるということ。枚数には制限があるものの、複数枚発行できます。

「家族カードには通常のクレジットカードに勝る利点、特典が多数あります。共働き世帯にとってプラスのものばかりです」

まず、家族カードのメリットを見ていきましょう。5つの利点を紹介。

 

1 年会費が安い

 基本、家族カードの年会費は本会員の年会費より安く設定されています。

「夫婦別々で年会費有料カードを持つより、どちらかを家族カードとしたほうが維持コストは安い。本会員カードがゴールドやプラチナといったグレードの高いカードの場合、家族カードの年会費が無料というものあるのでお得といえます」

 

2 本会員カードと同じ付帯サービスや保険の補償がつく

たとえば、本会員カードに2000万円に海外旅行保険が付帯されていたら、基本的に家族カードにも同じ保険、金額の補償がつきます。また、本会員カードにコンシェルジュサービスが付帯されていたら、家族カードにも同じサービスがつきます※。

「本会員、家族会員がみんな同じ付帯サービスや保険の補償を受けられるわけです」

※一部、利用できないサービスもあります。

 

3 ポイントが貯まりやすい

家族カードを利用して得たポイントは、本会員に集約されて付与される仕組み。

「家族複数人で協力してポイントやマイルを稼げるので、一人で頑張るより確実に貯まりやすいですね」

 

4 家計管理がしやすい

家族会員のカード利用額は本会員の口座から引き落としとなり、利用明細も本会員のものにまとめて記載されます。

「カードの利用状況を一元管理でき、家計管理がしやすい。ムダを省き、節約につながるでしょう」

 

5 パートやアルバイトでもカードを持てる

一般的に、パートやアルバイトなどはカード審査が通りにくいと言われます。そんな人でも家族カードなら審査通過の可能性大。

「家族カードは本会員に対しての審査により発行されます。家族カードを望む人がパートやアルバイトなどでも関係なし。本会員の信用力が高ければ、審査パスとなります」

 

お得なのに「家族カード」が敬遠される理由とは?

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以上のように家族カードはメリット満載。ぜひ持ちたいと思いませんでしたか? では、非常に魅力があるにもかかわらず、家族カードを敬遠する人が少なくないというその理由を聞きましょう。

 

「家族会員のカード利用は本会員のものにまとめられ、利用明細はひとつです。となると、本会員に見られたくないカード利用があったとしても、わかってしまう。それを嫌う人が意外と多いんですよ」

 

夫も妻も、相手に知られずにカードを利用したい思いがあるため、家族カードを選択しないというわけです。プライバシーを保てないのはマイナス面。また、カード利用可能枠は本会員と家族会員で共有となるのも弱点です。例えば、本会員のカード利用可能枠50万円を本会員が30万円使っていたら、家族会員は残りの20万円分しか利用できません。そういったデメリットも理解したうえで、どうするか。

 

「我が家は家族カードを選択しました。妻に家族カードを持たせています。すごくお得で便利だと言っていますよ」

後悔しない「家族カード」の選び方

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全クレジットカードが家族カードを選択できるわけではありません。中には作れないものもありますが、それでも選択の幅は広いと言えます。どのような基準で家族カードを選べばいいのでしょうか?

 

「ダブルインカムで収入がそこそこある世帯はひとつ上のカード、プラチナカードを本会員として家族カードを持つことをおススメします」

 

プラチナカードといえば、年会費は安くても数万円。コンシェルジュサービスをはじめ、ポイントの優遇やレストランの優待、プライオリティパスなど極上の付帯サービスがつき、旅行保険の補償額も高額です。

 

「家族カードならそんなプラチナカードを年会費無料で持てるチャンスがある。充実の付帯サービス、高額補償保険を“タダ”で手にできるわけです」

 

プラチナカードの本会員は年会費がかかるため、最近増えている年会費2万円台のリーズナブルなものを選択。加えて家族カードの年会費無料というのが第一条件。

 

第二条件はポイント還元率1%を挙げます。

「1%あれば本会員、家族会員で協力し、ポイントをどんどん貯めていけます。プラチナカードならポイント優遇を受けられるので、さらに加速してポイントを貯められるでしょう」

 

第三条件はカードを利用する場所や目的に関係なく、ポイントを貯められること。

「●●のネットショップで買い物しなければポイントがつかない、といったカードは使い勝手が悪い。カードを使う目的や場所がハッキリしている場合を除き、何に使っても、どこで使っても1%のポイントを還元するものがベストですね」

 

カードの達人・菊池さんおすすめの最強「家族カード」4枚

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3つの条件が合致するカードが“最強”の家族カード。最後に、菊地さん推薦の最強家族カード4枚を紹介しましょう。※年会費は税込

 

「Orico Card THE PLATINUM(オリコカード ザ プラチナ)」

年会費:本会員2万円、家族会員永年無料(3名まで)

ポイント還元率:1%以上(基本還元率1%。誕生月は+1%、電子マネー利用で+1%など優遇)

付帯サービス:コンシェルジュサービス、世界1000か所以上の無料空港ラウンジサービス、国際線手荷物無料宅配、厳選レストラン1名無料など

付帯保険:最高1億円の海外・国内旅行傷害保険

「高いポイント還元率や、家族カード3枚まで年会費無料などが魅力です」

 

「ジャックスカードプラチナ」

年会費:本会員2万1600円、家族会員無料(3名まで)

ポイント還元率:1.5%(年間カード利用額に応じて最大2%にアップ)

付帯サービス:コンシェルジュサービス、世界1000か所以上の空港ラウンジが年間6回まで利用できる「ラウンジ・キー」、国際線手荷物無料宅配、有名レストランのコース料理1名無料(コース2名以上予約の場合)など

付帯保険:最高1億円の海外・国内旅行傷害保険

「年会費はオリコのプラチナより若干高い。こちらも家族カード3名まで年会費無料です」

 

「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」

年会費:本会員2万1600円、家族会員無料(1名まで。2人目より1名につき3240円)

ポイント還元率:0.5%以上(初年度0.75%、誕生月1%、海外利用1%など優遇)

付帯サービス:プラチナ・コンシェルジュサービス、世界1200ヵ所以上の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パス、国際線手荷物無料宅配など

付帯保険:最高1億円の海外旅行傷害保険・最高5000万円の国内旅行傷害保険

「家族会員もプライオリティ・パスを無料で利用できます。アメックスプラチナの年会費は14万400円。同カードの優遇サービスを本会員は約6分の1の年会費、家族会員1名はタダで利用できるのも大きいですね」

 

「JCBプラチナ」

年会費:本会員2万7000円、家族会員無料(1名まで。2人目より1名につき3240円)

ポイント還元率:0.5%以上(年間カード利用額に応じてアップ)

付帯サービス:プラチナ・コンシェルジュデスク、世界約1200か所以上の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パス(本会員のみ)、上質で人気の高い国内のホテル・旅館にお値打ち価格で宿泊できる「JCBプレミアムステイプラン」など

付帯保険:最高1億円の海外・国内旅行傷害保険

「家族会員も利用できるコンシェルジュサービスの評判が高い。国内外旅の手配や予約、ゴルフ場、チケット、レストランの案内などを選任のスタッフが対応してくれます」

 

菊地さんおすすめの最強「家族カード」は以上の4枚。家族構成やライフスタイルによって使いやすいカードは違ってくるので、夫婦で相談しながら最適なカードを選んでくださいね。

 

教えてくれたのは… 

菊地崇仁さん


クレジットカードやポイントの専門家として、テレビや雑誌、セミナー講師としても活躍中。All About「ポイント・マイル」のガイド。ポイント交換案内サービス「ポイ探」を運営する。

 

取材・文/百瀬康司

 

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