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家に眠った楽器を寄付した税額控除!国内初のふるさと納税

マネー

2018.10.24

20181023_brassband_01地方の活性化に一役買ってくれる“ふるさと納税”。税金を納められるだけでなく、地方の特産物などが送られてきて至れり尽くせりですよね。そこで今回は、新しいふるさと納税の取り組みをご紹介しましょう。

 

お金ではなく楽器を寄付するふるさと納税


三重県いなべ市では10月10日から、家庭などで使わなくなった楽器を寄付する「楽器寄附ふるさと納税」の受付を開始しました。寄附者は楽器の査定額分だけ税金控除される、ふるさと納税制度を活用した国内初の取り組みです。

 

今までのふるさと納税とは違い、楽器は専門業者が査定して寄付者が納得すれば市が買い取るというシステム。実際に買い取りが行われた楽器は市内の中学校に送られます。査定を担当するのは、中古品の売買などを手がける株式会社マーケットエンタープライズ。いなべ市と連携して、「楽器寄附ふるさと納税」の事業が構築されました。

 

今回の楽器寄附システムは、「ふるさと納税制度を健全に発展させたい」「生まれ育ったまちや応援したいまちに寄附をするという本来の趣旨に沿った」といういなべ市長・日沖靖さんの想い。他にも市立中学校吹奏楽部の慢性的な楽器不足という現実から生み出されました。大切にしてきたモノに思いを込める“寄附文化”の醸成と、感謝の気持や楽器を大切にする“心の教育”。いなべ市では楽器寄附から始め、楽器以外での“物納ふるさと納税”を全国へと広げていくようです。

 

楽器寄附ふるさと納税の方法


実際に楽器を寄付したい方は、楽器寄附ふるさと納税専用サイトから申し込みが可能です。まずはサイト内にある“寄附希望リスト”から、対象となる所有楽器を選びましょう。公式サイトではクラリネットやサックスなどの管楽器だけでなく、パーカッションといった打楽器も選択できます。

 

選び終わったら申し込みボタンをクリックして、専用申し込みフォームから査定に必要な情報を記入後に送信すれば査定開始。その後一次査定を経て最終査定の金額に納得すれば、そこで初めて寄付が完了します。寄付するといなべ市から感謝の気持ちとして“感謝状”が。また時期によって、いなべ市で開催される音楽イベント等の招待券が同封されるようです。

 

楽器寄附ふるさと納税を知った人たちからは、「これはいいアイデア!」「こうして使ってくれる方に引き継げるのはとても良いことですね」「再利用可能なものを安く現物調達するのは、公共団体で推進すべき」「子供たちが使ってくれるのなら喜んで寄付してあげたい!」と絶賛の声が相次いでいました。

 

変わったお礼品の数々


寄附型のふるさと納税は今回が初の試みでしたが、地方自治体はより地域を活性化させるためにさまざまな試みを行っています。特に力を入れているのが、自分の地域に納税してくれた方への“お礼品”。地元の特産品や食べ物が一般的ですが、中には少し変わったお礼品なども。そこで食べ物以外のお礼品にスポットを当てて紹介していきましょう。

 

大阪府豊能町のお礼品は「お墓参り 安心代行サービス」。墓所内の除草清掃や墓石水洗いをしてくれるだけでなく、写真つきの報告書まで作成してくれます。他にも大阪府枚方市では“ラジオ局FMひらかた”で歌声を放送してくれるサービスが。また北海道紋別市はオホーツク海に打ち上げられた流氷を、お礼品として選ぶことが可能です。

 

種類豊富なお礼品に、ネット上では「流氷ちょっとほしいかも!」「物だけじゃなくサービスがあるのは知らなかった…」「お墓参りって忙しくて行けないことがあるから助かる!」「恥ずかしいけど歌声放送されたら自慢できるんだろうな」「興味あるものがいっぱいあるから、他にもないか探してみよう!」といった反響が続出していました。

 

ふるさと納税に興味のある方は、この機会に是非試してみては?

 

文/牧野聡子

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