2019.09.15
「急な残業でタクシーを使わないとお迎えに間に合わない!」「今日はもう疲れすぎたから、夕飯は出来合いのもので…」など、家庭と仕事の両立をするうえで、想定外の出費はつきもの。その赤字をカバーするためにも、できれば普段の食費を賢く抑えられるといいですよね。
今回はコストを抑えた食材の選び方や、100円以下で買える便利な食材をご紹介します!
100円以下で買える節約食材9選!
業務用スーパーなどでは激安の食材が簡単に見つかりますが、実は普段のスーパーでも100円以下で買える食材はたくさんあります。コスパ抜群の食材の一例をみていきましょう。
■豆腐
安いときだと1丁40円ほどで購入することができます。そのコスパもさることながら、料理への汎用性が高いのが優れたポイント。例えば定番の「麻婆豆腐」に始まり、「豆腐ステーキ」「豆腐グラタン」など、和・洋・中どの料理にも相性抜群。味付け次第でご飯がすすむおかずになるのも嬉しいですね。
■納豆
朝食のご飯の友としてはもちろん、例えば「パスタ」「卵焼き」「チヂミ」などの具材としても使い勝手抜群。「納豆チャーハン」なんかは料理のカサ増しにも役立ちます。
■大豆の水煮
商品によっては100円以下で購入が可能。煮物や和え物など、定番の和食メニューはもちろん、豚肉のトマト煮のような洋風メニューにも活用できます。
体に良い「イソフラボン」なども豊富に摂取できるので、健康面でもありがたい食材ですね。
■もやし
コスパ最強の食材はなんといっても「もやし」ではないでしょうか。30円ほどで購入することができ、料理のかさましとして使うこともできます。
肉・魚介など、組み合わせる食材を変えれば炒めるだけの調理でもバリエーションはいくつも展開できます。また、サッとゆでてしょうゆやごま油で味付けすれば即席ナムルの出来上がり。献立の品数が足りないときに役立つ時短料理です。
ただし、もやしは賞味期限が短いので、買ったらすぐ使いきるのがベストです。
■玉ねぎ
生でも加熱しても食べられる玉ねぎは、毎日使いたい便利な節約食材です。薄切りにしてサラダに、くし形切りで炒め物にするのはもちろん、輪切りのステーキや丸ごとコンソメで煮込むことで、さらに食べ応えを出すことができます。
■さんま
魚の中でお買い得なのがさんまです。豊漁の時であればさんまは1尾あたり100円以下で大ぶりのものが買えますので、とてもお買い得ですよ。
旬の時期は「塩焼き」などのシンプルな調理でも脂が乗っていて美味しいですし、甘じょっぱいタレを含ませた「さんまの蒲焼き丼」などでもご飯が進みます。
■卵
卵は毎日というぐらい使う食材なので、1パック100円以下で売られているのはとても嬉しいです。
半熟卵のオムライスなどにすれば、1皿でも食べ応えたっぷりです。また、まとめてゆでてしょうゆなどに漬けて味玉にしておけば、料理にもおつまみにも応用が効きます。
■鶏むね肉
生鮮品が高騰していく中で、鶏むね肉はとても安く購入することができます。ささみの代わりに「バンバンジー」としても使えますし、唐揚げや話題のサラダチキンも作れるので料理方法も困りません。
鶏もも肉に比べてやや淡白なので、がっつり食べたいときは照り焼きにしたり、チーズを挟んで揚げたりと工夫するのも手です。
■レバー
慣れていないと、精肉コーナーでホルモンを手に取る人は少ないかもしれませんが、豚レバーや鶏レバーは100円以下で購入することができます。臭みを取るための下処理が必要な場合もありますが、価格は安いうえに栄養価も豊富なので、レバニラ炒めなどで食卓に取り入れてみてはいかがですか?
まとめ
節約食材とはいえ、調理法や味付けを工夫すれば美味しい食卓は作れるもの。これまでレパートリーが少なかったという人は、これを機会にぜひ料理のバリエを広げ、100円以下の食材を活用してみてはいかがでしょうか?
文/今野由奈