2019.08.18
せっかく節約を始めたのに、なかなか貯めたくても貯められない。お祝い事が立て続けに起こって出費がかさんだり。がんばっているのになかなかお金が貯まらず、そのストレスを解消するために結局お金を使ってしまったり。
こうやって給料後にあらかじめ貯金にまわすお金を決めておいても、それを取り崩す結果になってはいないでしょうか?
節約をはじめたばかりの方が失敗する原因と、その対処法をご紹介いたします。
■節約の失敗例
・節約した結果、逆に体調を崩してしまう
エアコンや暖房の電気代を節約しようとして、風邪をひいてしまったりと体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。結果仕事に行けなくなったり、病院代が増えてしまったり。
これが会社勤めだったら給料はある程度保障されているかもしれませんが、自営業の方だったら労働時間=収益となるため、結果的に財布に大打撃になってしまいます。
また、食事を一日一食や二食にしてしまった結果、仕事中に立ちくらみや貧血を起こしてしまうこともあります。栄養ドリンクを追加で買うことになったりなど、結果的に節約にならなかったりしたら内心堪えてしまいますよね…。
・安くまとめ買いしすぎて失敗
ご主人のが毎晩欠かさず晩酌をしているからと、スーパーで安い日に大量にまとめ買いしたりしていませんか?ご主人が一日に飲む本数を決めて飲んでいるなら大丈夫です。
しかし、あれば普段より多めに飲んでしまう場合は要注意!結果的にお酒の本数は増えて、その分出費も増えてしまいます。
野菜の大量買いにも注意が必要です。あまり日持ちしない野菜を大量に買ってしまって、使い切れずに廃棄してしまったりする方もいらっしゃいますね。
・貯めた高額のお金を、貯まったときに全て欲しかったものにつぎ込んでしまう
目的を決めずに貯金して、ある程度の額が貯まったら全てを欲しかったものに使ってしまうケースも。がんばった自分へのご褒美は大事ですが、貯めた残高がゼロになってしまったことは問題ですね。
・こだわりのある買い物を節約した結果、ストレスがかかってしまう
例えば洋服やアクセサリーなどの買い物。これはこだわったものを購入される方が大半でしょう。好きな洋服を見つけても節約だからとガマンを重ねすぎた結果ストレスが溜まってしまいます。そのストレス解消に衝動的に大量の洋服にお金を使ってしまう結果になってしまっては本末転倒です。
■7つの固定費を削減して、節約の失敗を解消!
大事なことは、『その節約法を実践していて、いかにストレスを感じないか見極める』ことです。
先ほどの例のように、こだわりをもった洋服などを購入することをガマンしたり、食べたいものをガマンしたり。こうやって欲しいものをあえて我慢するとストレスが溜まってその発散に多額の出費を伴ってしまうケースは考えものです。
そこで『固定費』に目をつけましょう!これなら削減することに感情を比較的伴わないため、節約することにストレスをあまり感じにくく、スムーズに節約できますね。
節約できる固定費には、下記のものが挙げられます。
・毎月の家賃
家賃の安い住宅への引っ越しを検討すると、比較的高額の節約につながります。目安としては「家賃は収入の30%以下」です。家賃が現在のものよりも15,000円安いところへ引っ越した場合、年間で18万円という節約に成功したことになります!
・保険料の見直し
あらためていろんな保険会社の資料を取り寄せ、どこが一番安く抑えられるか見てみましょう。プラン内容もどこまでが必要でどこまでがあったら心強いという部分なのかじっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。
・住宅ローンの毎月安いところへ切り替え
マイホームを購入した当初よりも、全体的に住宅ローンの金利が低下している場合もあります。一度調べて借り換えを検討するのも節約としては大きいでしょう。ただし、乗り換えには諸経費も発生するためその部分の計算も忘れずに。
・携帯電話会社を、格安のSIM会社へ乗り換える
毎月大手キャリアで1万円前後支払っている場合、格安のSIM会社へすることでプランによっては、毎月数千円程度に抑えられる場合もあります!これは毎月の家賃のときと同じように大きいですね!
・車が本当に必要かどうか検討して維持費を削減
電車があまり通っていない地域でしたら車は大事かもしれません。しかし、電車でも移動に不便がない地域にお住まいの場合でしたら、マイカーを所有するか否か考え直してみてください。維持費も節約できます。必要なときは知り合いに借りたりレンタカーを利用することも可能です。
・家族の習い事など
熱中している習い事は大変楽しいものです。しかし中には今まで続けてきたから、今辞めるのはもったいないという理由で続けている習い事はあったりしないでしょうか?思い切って辞めてみると、節約に加えて他のことに使えるお時間も確保できて一石二鳥ですね!
・電力会社、ガス会社を比較検討する
今は電気会社やガス会社が消費者が選べる時代です。どこが安いのか比較検討して、そちらへの乗り換えを検討するのも節約につながります。
■まとめ
いかがでしたか?あまり感情の伴わない固定費などを節約して、ストレスフリーな節約生活を送りましょう!
そうやってお金を貯めつつ、貯めたお金を基に投資で資金を増やしたり、収入を増やすことも視野に入れてみましょう。そうやって実際に結果が出てくると節約が楽しくなってきますよ!