■どうしても使うなら厳選したものを計画的に

とはいうものの、やはりもらったからには何かに使いたいのが人情というもの。せっかく汗水たらして稼いだお金が使えないなんて考えると、下手をすればストレスになるかもしれませんね。 使わないに越したことはないのですが、そこまで我慢できないくらいだったら、いっそ有意義な形で使いましょう。 そのかわり、食事に行ったり飲みに行ったりといった、ちょっとしたことを繰り返すことで散財するよりも、省エネ家電の買い替えなど買うものは吟味することが肝心です。 常日頃から使用する消耗品であれば、ボーナスを受け取ってすぐにまとめ買いをした方がいいかもしれません。 また、使うにしてもどの程度までの額にするかも大切です。せめて半分は貯蓄して、もう半分を消費に回すくらいの考えが必要でしょう。

■やってはいけない!月々の生活費の補填

先ほどのボーナス払いとも重なりますが、月々の生活費が赤字で、その分をボーナスで補填しようと考えているなら危険です。 繰り返しますが、今後はボーナスの存在すら危うくなる見込みです。ひょっとしたら転職を余儀なくされ、その職場ではボーナスが出ないかもしれません。 最初からボーナスをあてにしながら生活費を計算しているのであれば、この機会に見直してみましょう。 ボーナスありきの生活設計には、どこか無駄や不要不急なものが含まれていることも多いからです。 ボーナスがなければ足りない!という前に、家計の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。 きっと月々の給与でも十分にやりくりができるはずですので、ボーナスありきで考えるのではなくその月その月で完結できるように工夫しましょう。

■まとめ

毎日忙しく働いて、やっとのことで手に入れたボーナス。パーッと使いたい気持ちはよくわかります。 もちろん支給された日くらいは、同僚と飲みに行くのもいいのかもしれませんね。 その程度なら構わないのですが、それが続くとボーナスなんてあっという間に消えてしまいます。さすがにそれだけは避けたいですね。 現在さまざまなところで貯蓄の重要性が叫ばれていますが、大きく貯蓄額を増やすのにうってつけなのがボーナスともいえるでしょう。 購買意欲との戦いに悩まされるかもしれませんが、ぜひここは踏ん張ってより多くの額を貯めるようにしてみてくださいね。