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【続】私立中高のお金問題、学費以外にかかる〝経費〟が半端ない!って話

マネー

2018.07.24

大好評だった「私立中高のお金問題、学費以外にぶっちゃけかかる意外な“経費”とは!!の記事、実はまだまだ書ききれなかった興味深い話があるので、第2弾でお届けします。

通わせている親だからこそわかる、生の耳より情報…これから学校選びをするとき役立ちますよ!

学費以外にも準備品の出費が半端ないって!

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私立校を選ぶとき、まずは目がいくのが学費ですが、入学時、これ以外に出ていく制服や学用品などの準備品の出費があなどれません。都内の私立女子校に通わせているHさん宅。

「制服は覚悟していましたが、指定購入のアイテムが多くてビックリ! ブレザーとスカート以外に、セーター夏冬、リボン、中に着るブラウス、ソックスもすべて校章の刺しゅう入り。ブラウスなんてただの白シャツだし、ソックスも紺のなんのへんてつもないもの。刺しゅうさえなければ、近所の大型スーパーで買えそうなのに…ブラウス5000円弱、ソックス2000円弱と、高級品の値段です」

さらに、革靴、体操着、体育館履きと支払った金額は20万円以上!

「業者さんに『持っていると便利』と言われて買った雨の日用のシューズやスポーツバッグは、子どもが『かっこ悪くて誰も使ってないもん』って、一切使ってない。たしかにそれは任意購入ですけど、わかっていたら買わなかったのに…必要ならあとから買い足せばよかったんですよね」

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指定品の購入は学校の指示はあるものの、販売をするのは指定業者。どうやら、使用実態とは違ったセールストークもあるようです…。

昔ながらの学ラン校はけっこう安上がり?!

とはいえ、制服そのものもお金がかかり方に学校によって差があるようで。

「娘の学校は夏冬、上下ともにガラリと変わります。そのうえ高校でも変わるので、3年ごとに出費が。学校によっては、リボンがネクタイに変わるだけとか、ブレザーの色が変わるだけ、というマイナーチェンジの学校もあるのに…」という声も聞かれました。

その点、男子校のママからは、「制服だけどお金はあまりかからない」という声も。

「伝統のバンカラ校でいわゆる学ラン。学校指定ではないから、ネットの安い制服店で買え、ズボンの買い替えも安くすむ。6年間1サイズでは持たないけれど、先輩からのおさがりももらえます。夏服は、学ランを脱いで白シャツになるだけ。これも、校章などは入ってないから1枚1500円くらいで買えちゃう。せいぜい長袖と半袖を用意するくらいです」

昔ながらの学生服は、安上がりという魅力もあるのですね。

「私立は塾いらず」と言われますが…の実態は? 

「私立校はめんどうみがいいから、先々の受験でも塾いらず」とはよく聞く話ですが、実情はそうでもなさそう。特に大学受験合格をゴールとしている中高一貫校や高校では、厳しい現実も待っているようで…。

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「カリキュラムの進度は早く、小テストや追試などのフォローもしっかりしています。でも、進度が早い分、ついていけなくなったら大変。我が家の息子は数学がからっきしダメで、学校の授業についていくために個別塾に通っていて、学費と塾代、結局ダブルでかかってしまっています」

話してくれたSさん宅は、子どもは男子校に在籍。特に理系進学に力を入れている校風で、数学はとりわけ進度が早いのがアダになりました。

学校の指導より塾にハマって大出費!

この春、都内の共学の中高一貫校から大学受験を経験したYさん宅では、

「学校の受験対策はほんとうに熱心でしたし、実際、塾いらずだったお子さんも多かったようですが、うちは学校の指導より、塾の先生とウマが合ってしまって…。一生懸命やってはいたので、塾をやめなさいとも言えずじまい。結局、塾と二人三脚の受験になってかなりの出費でした。学校の体制は整っていても、子どもがそれにハマるかどうかはわからない。私立の利点を活用して、学費の元を取りたかったんですけどね(笑)。わが子の決断だけに、学校に文句は言えません」

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私立校に通わせている家庭は、経済的に余裕がある場合が多く、中には学費にいとめをつけない手厚いバックアップ体制を敷いて受験に臨む家庭も。

「周囲にそういう子がいると、子ども自身が引っ張られちゃう。〇〇ちゃんは家庭教師もつけてると言ってきたり、同じ塾に通いたいというから調べたらバカ高い塾代だったり。我が家にできる上限をはっきり示して、そのなかで選んでほしいとは伝えていますが……」

子どもによりよい教育をという親心が、学費地獄へ足を踏み入れるきっかけに!? 「勉強してくれるなら」と心がゆらぐ部分はあっても、親自身にしっかりした線引きが求められそうです。

寄付金はあるにはあるけど、強制は少数

私立校では、「寄付金」の制度がある学校も珍しくはありません。でも、強制という学校は少ないようで、あくまでも「よかったらお願いします」という任意スタイルがほとんど。

でも、初めて求められたら、「断ったら常識ないって思われる?」「みんなするものなの?」といった不安がわいてきますよね。

「うちの娘の学校では、『寄付金のお願い』という書類が一式渡されました。110万円で複数口だったかな? 最初、『え! 聞いてない!』って驚きましたが、よく読むとあくまでも任意だし、振り込みだったから、周囲に寄付したかしないかばれるわけでもないだろうとスルーしました。

3年間しませんでしたが、特に扱いに差があったわけじゃないし、問題は感じませんでした。ママたちの間でも、そんな話が出たこともありませんよ」

各家庭で経済状況に違いがあるのは当たり前ですし、払わなかったからといってことさら引け目に感じる必要もありません。協力したいと思ったら、無理のない範囲でやればいいこと。周囲の目や自分の見栄に振り回されず、自分の気持ちを尊重して決断したいものです。 

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のざわやすえ
出版社での編集を経てフリーに。ライター・エディター活動の一方で、主婦雑誌で培った知識をもとに「暮らし方アドバイザー」として、整理収納や家事タスクのアドバイスでも活動中。また、趣味のソーイングではオーダー業も。働きながら育てた一男一女は、この春から高2、高1に。

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