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私立中高のお金問題、学費以外にぶっちゃけかかる意外な“経費”とは!!

マネー

2018.06.08

わが子の進路、中学校以上になると、私立学校が選択肢に入ってくるケースは多いですよね。とはいえ、学費は高いし、いろいろかかりそうで不安…。

そこで、実際に首都圏の私立に通わせているママたちに、子どもにかかっているお金の現実を根ほり葉ほり聞いてきました!

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私立だと学費お高め、しかも郊外活動や部活に結構かかる!

神奈川在住で、いわゆる首都圏での中学受験を経験したAさん宅。年子の兄妹は、それぞれ高校までの一貫校に通学しています。

「学費はきついけどなんとかなりそうだったし、思春期に高校受験するより親がラクかも」という理由で選択。

ところが、学費以外にもいろいろかかる現実に頭を悩ませています。

「私立のよさでもあるんですが、授業以外の郊外活動や部活やとっても盛ん。宿泊学習や社会見学的なもの、芸術鑑賞も年1回はあります」。

これは「教材費」として授業料に上乗せされる形で支払うのですが、部活にかかるお金はそのつどの集金です。

「娘は強豪のダンス部に所属していて、おそろいのジャージのほかに、演目ごとに1万円程度の衣装代がかかる。夏休みや春休みには、中学から23泊での合宿があって毎回数万円もっていかれます。大会にも積極的に参加するので、本人はもちろん、観覧での親の足代、チケット代もばかになりません」

また「郊外活動は私服」という校則があるのも私立によくあるケース。

「制服があるから私服はなんでもいいってわけじゃない。結局、数回しか着ないのに、校外活動のたびに買わされています」

さらに、大きな行事が終わったあとは、当日の写真の販売や記録したDVDの販売も。

「民間の業者に委託しているらしいのですが、13000円以上。強制ではありませんが、『思い出に残しておきたい』と子供に言われると、そうだよね~とも思って買ってしまうんです…」

通学範囲が広いと、通学だけじゃなく意外な時にも交通費がかかる!

私立学校は学区制ではないので、遠方でも通学が可能。家から1時間というのも、珍しいケースではありません。

50分かけて神奈川郊外に通学しているYさん宅の高1男子は、「食費がかかってしかたない」そう。

「食べ盛りのうえに運動部。朝練で早く出るので、朝食を食べて出かけても学校に着く頃にはおなかがすき、学校にあるコンビニでおにぎりやパンを買う。昼はお弁当ですが、部活が終わったら家に着くまで耐えられず、途中で買い食い。結局、毎日500円玉を渡しているような状況です」

食欲ばかりはがまんしろとも言えず、かといって何食もの弁当を作るのももちろんですが、持たせるのも大変。「教材でぎっしりの10キロオーバーのリュックを持ってみると、これ以上荷物を増やすのは無理」とためらわれるそう。

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また、前述のAさんからは「私立女子高は通学範囲が広いので、お友達との交際に交通費がかかる」という証言が。

生徒の住んでいる地域がバラバラなので、遊ぶときも、近所で集まるというわけにはいきません。「お友達の家に行ったり、集まったりするたびにチャージ代を請求されます」とのこと。

「中学生になると電車代も大人料金ですから、バカになりません。そうでなくても、うちは通学がJRで定期代も高め。交通費にこれだけかかるとは、まったくの想定外でした」。

校風や学校の立地でも“経費”は大きく変わってくる!

私立学校は、それぞれの特徴ある校風が学校選びの決め手。Sさんの娘さんは、この春、山手線内の私立中学に入学。自由な雰囲気が気に入っての選択でした。ところが、

「東京の中心地というだけで、こんなにかかるのかと驚きました」。

「上の子も私立ですが、学校のある場所は郊外。まだ豊かな自然が残る住宅地で、毎日、家と学校の往復なので、おこづかいも残るくらい。ところが下の子は、定期券範囲の途中下車で渋谷や新宿に行けちゃうんです」

下校時に寄り道するのは本来校則違反ですが、比較的自由な校風なので目をかいくぐって…ということはあるとのこと。

「女の子ですし、かわいい雑貨店やおしゃれな洋服やさんがあれば、寄りたくなるのはわかるんですが…ほしいものが多くなり、結果的にお金はかかりますね」

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また自由な校風ゆえに周りの生徒も好奇心が強く、行動的な子が集まるとも感じているそうで、

「好きな芸能人のライブやテレビ局の公開録画、イベントなどの情報交換も密で、実際に行く子も多い。でも、ライブのチケットも18000円!」。

さらに、人気のあるグループだと、後援会やファンクラブに入会しないと、チケット入手は困難で、年会費もかかってきます。

「私たちの時代とはすべての様子が違っていて戸惑います。お小遣いのなかでやるようにうながしてはいますが、なかなか難しいですね」

筆者の家も私立高校に通わせていますが、大きくうなずくことばかり。計算してみたら、学校におさめる学費以外に、1人年間20万円以上の“経費”がかかっていました。

学費自体は、学校によっても地域によってもかなり差があるので、よーく調べたいところ。寄付金や学校債制度もチェックが必要です。

ただ、自治体の支援金や学費補助制度もあるので、これらを活用すれば負担は減。最終的にどの学校にするかは、これらの条件を総合して判断する必要がありますね。

…やれやれ、子育ては成績ばかりに気をとられている場合ではないようです。

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のざわやすえ
出版社での編集を経てフリーに。ライター・エディター活動の一方で、主婦雑誌で培った知識をもとに「暮らし方アドバイザー」として、整理収納や家事タスクのアドバイスでも活動中。また、趣味のソーイングではオーダー業も。働きながら育てた一男一女は、この春から高2、高1に。

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