この1年で資産は増えた?減った?

世帯別の資産増減
※家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より作成

もうひとつ、1年前と比べて金融資産残高が増えたか減ったかの調査では、共働き夫婦の23.1%が「増えた」、22.9%が「減った」と回答しています。また、増えた金額の割合の平均は1.6割、減った金額の割合の平均は2.9割となっています。 

 

とはいえ、資産が増減する理由の多くは「収入や支出の変化」や貯蓄に関わるものです。増加の理由としては「定期的な収入が増加したから」(48.4%)、「定期的な収入から貯蓄する割合を引き上げたから」(27.3%)などが挙げられています。

 

「配当や金利収入があったから」(7.6%)、「株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから」(3.6%)といった投資による収入増を挙げる人は、少なくなっています。

 

また、減少の理由も「こどもの教育費用、結婚費用の支出があったから」(46.2%)、「定例的な収入が減ったので金融資産を取り崩したから」(31.4%)が主で、「株式、債券価格の低下により、これらの評価額が減少したから」は15.3%となっています。

 

以上をまとめると、共働き夫婦は比較的お金に余裕があるものの、購入する金融商品は保険や財形貯蓄といった「守りの資産」が中心で、株や投資信託といった「攻めの資産」は他の世帯と同様、それほど購入していないといえそうです。