医療費編

18歳まで子どもの自己負担が無料の区も!

子どもが小さいうちは病気しがちなので、抑えておきたいのが「乳幼児医療費助成制度」。東京23区は他の都道府県に比べて助成制度が充実しています。

 

すべての区で子どもが15歳(中学生3年生)まで入院・通院ともに自己負担分全額を助成。加えて、数年前まで設けられていた所得制限も撤廃されています。

 

千代田区と北区では、子どもが18歳(高校3年生)まで自己負担分を助成。ちなみに、千代田区は入院・通院ともに自己負担分が全額助成となっていますが、北区は入院の自己負担分のみが助成され、入院・通院両方助成されるのは15歳までです。

 

育児・教育編

江戸川区では0歳時に月13,000円を支給

子どもが生まれてからは子育て費用がかかりますが、この費用についても助成する自治体が複数あります。

 

江戸川区では、親子さんに保育に集中してほしいとの趣旨から0歳児を養育している家庭に対し、月額13,000円が支給されます(所得制限あり)。支給は出生月から最大で12回行われます。

 

台東区では、「にぎやか家庭応援プラン」として、第3子以降のお子さんの「出生」「小学校入学」「中学校入学」時に「お祝い品」の贈呈があります。

 

ちなみに、令和元年のお祝い品は出生時、小学校入学時、中学校入学時ともに、「こども商品券1,000×10枚」、「図書カード5,000×2枚」の2点。この2点から3セット選んだ品をもらえるようですが、これは嬉しいですね。

 

千代田区では、高校生(高校生相当の児童)1人につき5,000円を支給する「次世代育成手当」があります。

 

また、千代田区、中央区、中野区、江東区、新宿区では、外国人学校に通う児童の保護者向けに「外国人学校児童・生徒補助金」があります。

 

千代田区は、生徒1人につき月額6,000円、中野区は月額8,000円×授業料を納付した月数支給されます。江東区、中央区では、朝鮮学校・韓国学校・中華学校に通う子どもを持つ保護者限定で1か月8,000円支給されます。