注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

毎月コツコツでしっかり貯金!「財形貯蓄」の特徴とメリット

マネー

2019.07.07

127-1

結婚して子どもが生まれると、将来のお金について不安を抱えてしまいがちです。夫婦共働きである程度収入があるはずなのに……なかなか貯金が増えていかない!なんて焦った経験はありませんか?

将来のために確実にお金を貯めていきたいときには、普段の生活の中で無理なく実践できる、仕組みづくりが鍵となります。
今回はお金を貯めるための仕組みの一つとして、財形貯蓄を紹介します。

その方法やメリット、活用方法など、気になる点を参考にしてみてください。

■財形貯蓄とは?

財形貯蓄は、企業が導入する福利厚生の一つです。勤労者財産形成促進法に基づいて、各企業が制度化しています。その目的は、勤労者の財産を着実に形成していくということ。

働く人の生活の安定性を守り、そして日本経済全体の活性化を目指すための制度となっています。

財形貯蓄は、毎月決まった金額を、お給料やボーナスから天引きで貯めていく仕組みを採用しています。また財形貯蓄には、以下の3つの種類があり、それぞれで目的が異なっています。

・一般財形貯蓄
・財形年金貯蓄
・財形住宅貯蓄

この中でもっとも自由度が高いのが、一般財形貯蓄で、使用用途を制限されることはありません。通常の貯蓄と同じような感覚で、好きなように使うことができます。

財形年金貯蓄は、将来的に年金として受け取る目的で積立を行うものを言います。満60歳以降に5年以上の年金で受け取ることになりますから、いつでも自由に使用できるというわけではありません。

財形住宅貯蓄は、住宅購入やリフォーム時に使用するお金を貯めるための制度です。使用用途は住宅の取得や増改築のための費用のみに限定され、細かなルールも設定されています。

このように聞くと、「年金と住宅は使い勝手が悪そうだな……」と感じる方もいるかもしれませんが、両方合わせて元本550万円までの利子が非課税となる、税制上の優遇が用意されています。「このお金は住宅資金だから」と決めている場合には、財形を活用した方が有利だと言えるでしょう。

ただし財形貯蓄は、誰でも自由に利用できるわけではありません。あくまでも企業が働き手のために用意している福利厚生の一つです。

勤め先の会社に、そもそも財形貯蓄のシステムがない!という場合には、使えませんから注意してください。

■財形貯蓄のメリット4つ

では財形貯蓄には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的なポイントは、以下のとおりです。

・わざわざ自分で貯蓄をする必要がない
・給与から天引きされるので、最初から「なかったもの」として生活できる
・1年以上の財形利用で財形住宅融資が受けられる
・年金と住宅であれば、税制優遇を受けられる

共働きをしているはずなのに、なかなか貯金が増えていかない裏には、日常生活の中に何らかの原因が潜んでいる可能性があります。とはいえ自分たちにとっては、どれも普通の行動を捉えてしまいがちなもの。財形貯蓄で給与天引きにしておけば、その分をないものとして生活した上で、自動で貯金を殖やすことができるでしょう。

また財形住宅融資は、これから先住宅購入を検討している方にとって、非常に魅力的なメリットとなります。ローンを利用する際に財形住宅融資を受けられ、低金利でローンを組める可能性があるのです。

財形住宅融資を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

・いずれかの財形貯蓄を1年以上継続している
・申し込み前の2年間に預け入れをしている
・申し込み時に財形貯蓄残高が50万円以上
・勤務先からの援助(負担軽減措置)がある

期間や残高に関する条件がありますから、確実に利用できるよう、住宅購入時期を調整する必要もあるでしょう。とはいえこれらの条件を満たすことができれば、ローン選択の幅が広がることになります。ぜひ意識してみてください。

127-2

■財形貯蓄を活用して、豊かな生活を目指そう!

財形貯蓄を活用する方法としては、以下のようなものがあります。参考にしてみてください。

★子どもの教育費目的で

将来的に高い確率で必要となるのが、子どもの教育費です。財形貯蓄を利用すれば、計画的に、そして確実に貯めていくことができます。

普通の預貯金と混同しないので、子どものための財産を守ることにもつながります。

★老後の資金として

定年を迎える時期にも個人差がある時代ですが、あまり早くに退職した場合、公的年金の受給対象となるまでに数年のタイムラグが発生する可能性があります。

財形年金貯蓄で貯めておいたお金を継続的に受け取ることで、公的年金受給までのつなぎにすることができます。

★住宅購入の頭金として

住宅購入時には、できるだけ頭金を入れた方が、その後の返済が楽になると言われています。とはいえ通常の貯金とは別に、頭金を用意するのは簡単ではありません。

財形住宅貯蓄を使えば、無理なくコツコツと頭金を貯めていけます。また財形住宅融資の対象となれば、ローンそのものの負担も軽くなるかもしれません。

■まとめ

財形貯蓄は、残念ながら誰でも自由に利用できる制度というわけではありません。しかしだからこそ、もし自分が利用できる立場であれば、上手に活用していきたいものだと言えるでしょう。

これから先の財産形成に不安を感じたときには、ぜひ財形貯蓄にも目を向けてみてくださいね。

あなたにオススメの記事

マネーテーマ : 【マネープラン】その他の記事

マネープラン
もっと見る