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敢えて残業することのメリット・デメリット

マネー

2019.05.24

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労働環境を変えるための働き方改革関連法案が成立し、残業時間についても厳格化されることが決まりました。残業を規制することで、長時間労働による過労死や自殺を防止することに役立つと期待されています。

残業を禁止する会社や、残業する場合は上司の許可が必要となる会社も増えてきましたが、人手が足りていない場合や繁忙期の間は、どうしても残業がつきものです。最近では残業はすべて必要悪とされることが多いですが、実際のところはどうなのでしょう。残業することのメリット・デメリットを踏まえた上で、残業の必要性を考えてみましょう。

 

■残業するメリットとは

・収入アップにつながる

残業代は通常勤務時間帯より時給が上がるため、少しの時間で高額な収入を得ることができるのが、大きなメリットです。基本給によって残業代は異なりますが、約40時間ほどで9万円程度の収入が期待できます。

残業が当たり前になっている会社の場合、残業代をあてにしている社員も多いのではないでしょうか。

・仕事の遅れを取り戻せる

残業自体、仕事の遅れを取り戻すためのものですが、一人の仕事の遅れをカバーするための残業もあれば、全体の遅れを取り戻すための残業もあります。

仕事がスムーズに進むことで取引先との信頼関係も円滑になるため、結果的には会社の利益につながります。

また、週末は早く帰りたいなど一週間の仕事のスケジューリングをするために、あえて残業をして仕事を進めることもできます。

・スキルアップにつながる

仕事をする時間が増えれば増えるほど、それだけ仕事のスキルも当然上がります。特に残業中は早く仕事を終わらせようといろいろ工夫をするため、その知識が身に付きスキルアップにつながります。

もちろん個人の能力差もありますので、残業することがマイナスに働く人もいます。

■残業するデメリットとは

・効率が悪くなる

毎日のように残業することが当たり前になっていると、仕事の効率が下がってしまう恐れがあります。

勤務時間中に仕事を終えられなくても、残業でカバーすればいいという考えになってしまうため、仕事の意識も低くなり、だらけてしまうことも増えてしまいます。

基本的には残業はしない意識をもっておき、急な仕事や間に合わないときだけ残業するように心がけないと、効率がどんどん悪くなってきます。

・心身へ大きなダメージを受ける

当然のことですが、毎日遅くまで仕事をしていると、肉体的だけでなく精神的にも病んできます。寝不足が続くとストレスがたまり、健康を害してしまうことも考えられます。

毎日遅くまで働くのではなく、3日に一度は早く帰るなどしないと頭が回らなくなるため、残業しても仕事がはかどりません。

・浪費が増える

残業がなくなるとその分だけ自由時間が増えるため、仕事帰りに飲みに行ったり、趣味に没頭する時間が増えてしまいます。

残業の分だけ収入が減っているのに、浪費が増えてしまうことが悩みの種になってしまうこともあるでしょう。

 

■無理なく残業をするには

仕事をしている以上、残業は避けられないものです。しかし無理をしてまで残業をしていると、体を壊す原因にもなってしまうので、自分でコントロールが必要です。

・一日の残業時間を決める

忙しいときは何時間でも残業をする人もいますが、次の日の仕事に支障をきたすのはいうまでもありません。

帰宅したあとに必要な時間や睡眠時間を計算しておき、体に支障をきたさない程度の残業時間を逆算しておくと、無理せず残業をすることができます。

残業が続くようなら一日の残業時間を決めておくと、体へ負担をかけることなく、効率よく仕事を行えることでしょう。

・サービス残業はきっぱり断る

会社によっては少しでも残業代を抑えるために、サービス残業をお願いすることもあるようです。

会社の事情を知っていると、サービス残業でも受けてあげたいと思うものですが、結果的には、それが会社の売上をさらに低下させてしまう原因となります。

サービス残業の強要はもちろん、お願いされた場合でもきっぱりと断るようにしましょう。

・残業をコントロールする

仕事を任されている場合、仕事の納期までのスケジュールは自分でコントロールしなくてはならないこともあります。

遅れが出ているなら残業はやむなしとなりますが、自分でスケジュールをコントロールしていると、残業に対するストレスはそれほどたまりません。

自分で決めたスケジュールに問題があると思えば、残業になってしまうのも仕方ないと思えるものです。今後はどのように仕事を進めれば良いか工夫するようになるため、スキルアップにもつながります。

■無理な残業はしない

繁忙期や仕事が押しているときは、体にムチを打って残業をする人も少なくありません。しかし残業時間が増えると、それだけ過労死の可能性が高まることを理解しておきましょう。

一般的には月に80時間を超える残業をすると、過労死のリスクが高くなるとされています。とはいえ毎月100時間を超える残業でも、平気な人がいるのも確かです。また、周りの人が平気だからといって、自分も同じように頑張る必要はありません。

人によって個体差がありますので、50時間の残業でも苦痛を感じる人もいれば、120時間の残業でも平気な人はいます。

自分の体や心と相談し、悲鳴を上げていると思ったら、すぐに残業は断るようにしましょう。

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■まとめ

残業についていろいろ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。残業は決して悪いことではありませんが、効率よく仕事をするためにも、適度な残業を心がけるようにしましょう。

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