コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

家計を担う妻が必要と感じる夫の給料の最低ライン

マネー

2019.01.25

91-1

安定した環境の中で、心に余裕を持った生活を送るためには、やはりある程度の収入が必要となります。

夫婦で共働きを選択する家庭も増えていますが、妊娠・出産との兼ね合いもあり「やはりメインは夫の給料で」というご家庭も、まだまだ少なくありません。

ここで気になるのは、世の中の家計を預かる妻たちにとって、「最低限これだけはなくちゃ……」と思う収入ラインは、いったいどれぐらいなのかという点です。生活スタイルや家族の人数、子どもの年齢などの条件別に、いくつかのパターンと「妻たちのリアルな声」を紹介します。

 

■東京3人家族……両親と子ども1人(未就学児童)の場合

東京都は、全国的にも家賃や物価が高いことで知られています。地方と比較して便利なことも多いのですが、その分生活コストは高くなってしまいます。夫のお給料の「最低ライン」についての考え方も、地方よりもシビアだと言えるでしょう。

東京にて家族3人で生活していくことを考えるなら、「年収400万円」はクリアしていて欲しい!と感じる妻が多いよう。毎月のお給料が25万円で、夏・冬のボーナス2回分で100万円程度という計算になります。

東京で生活しようと思ったときに、もっとも負担になりやすいのが住居費です。子どもが未就学児童の場合、「持ち家」ではなく「賃貸で」というご家庭も多いもの。

23区内で2LDKの賃貸物件で暮らそうと思うと、安いエリアを選んでも家賃は10万円~12万円程度が相場となります。

家賃以外に、家族の生活費、子どもの幼稚園代や習い事代を出そうと思うと、年収400万円というラインは決して「余裕がある」というものではありません。子どもの小学校入学をきっかけに、共働きへの移行を検討する妻も少なくありません。

■地方3人家族……両親と子ども1人(未就学児童)の場合

一方で、家族が居住するエリアが地方へと移ると、住居費や生活費の負担が少なくなるため、妻が考える最低収入ラインも下がる傾向があります。

多くの妻たちが「最低でもこれだけは……」と考えがちなのが、「年収300万円~350万円」程度です。

地方では、都会よりも保育園などの子ども向け施設に余裕があるケースが多く、子どもにかかる費用が軽減しやすい点も、最低年収ラインを押し下げる要因の一つになっているのでしょう。

ただし地方で生活をする場合にも、子どもの人数が1人⇒2人に変化すると、妻たちの感覚もよりシビアになっていきます。将来の学費増に備えるためにも、「年収400万円~500万円」が必須と考える方も少なくありません。

 

■両親+子ども2人(中・高・大学生)の場合

子どもが小さいうちは、「お金の貯めどき」という言葉を聞いたことがある方も多いはずです。今は「毎月カツカツで余裕がない!」なんて思っていても、子どもが成長し、教育費の負担が非常に大きくなると、「あの頃に貯めておけば……」と思う方も多いもの。

では両親と子ども2人(中・高・大学生)という家族構成では、妻たちが考える毎月のお給料の最低金額は、いったいいくらになるのでしょうか。

特に教育費の負担が大きくなってしまう「大学生」の時期には、「年収700万円あっても毎月赤字になってしまう!」と語る妻も少なくありません。

もちろん子どもの進路によっても教育費の内訳は、大きく変わってくるものですが、一般的には非常に厳しい状況が続いていきます。

 

■共働き夫婦の場合

子どもの年齢に関わらず、妻も夫と同様にバリバリ働く世帯では、夫の収入に対する依存度が低くなります。このため、妻が思う「最低月給ライン」も少なくなります。

これから結婚を考える20代・30代の男女に「結婚生活に必要だと思う世帯収入」を聞いたところ、「約500万円」という結果が出たというデータがあります。

20代の男性が一人で年収500万円を達成するのは、難しいこと。しかし「夫婦二人で」と考えれば、決して無理な数字ではありません。

バリバリと仕事をこなす妻からすると「年収は300万円程度でも構わないけれど、その分家のこともしっかりとこなして欲しい」というのが、本音なのかもしれません。

■「最低収入」は、あくまでも最低ライン

91-2

今回紹介した、妻が考える夫の収入の最低ラインは、あくまでも「最低ライン」です。決して「家族みんなが幸せに、余裕のある生活を送ることができる」というわけではありません。

家族の生活スタイルによって、感じ方には差がありますが、「正直厳しい」「毎月の生活で精いっぱいで、貯金ができない」なんてお悩みを抱く方も少なくありません。「本音を言えば、もっと欲しい」と思っている妻も多いことでしょう。

夫の年収は、年齢を重ねることで徐々に増えていくパターンも多いもの。また子どもの年齢が大きくなれば、共働きへと移行することも可能となります。

家族の状況をその都度見直し、家族みんなで生活を支えていく意識が必要となりそうです。

 

■それぞれの家計で「必要な金額」は異なるもの。まずは「自分の場合」を確認してみて

今回は、さまざまな家族のパターンで、妻たちが「最低でもこれだけは」と感じる夫の収入について、紹介してきました。

とはいえ、家族の生活スタイルは、それぞれで大きく異なります。住居費や子どもの教育に関する項目は、特に差が大きいポイントだと言えるでしょう。

自分の家庭にいったいいくら必要なのかを見極めるためには、まず日常の中で使っている支出に目を向けてみてください。全てを書き出し、合計金額を計算することで、「我が家にとって必要な夫の収入」を算出できることでしょう。

あなたにオススメの記事

マネーテーマ : 【家計管理】その他の記事

家計管理
もっと見る