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大学生の2.7人に1人が利用する奨学金。親として頼るのはあり?なし?

マネー

2020.09.02

2020.09.03

世帯年収1000万円超えでも奨学金は借りられる

 実際、奨学金はどれぐらい借りられるのでしょうか。最も多く利用されているJASSOの奨学金を見てみましょう。JASSOの奨学金は「貸与型」と「給付型」があり、さらに貸与型は「第1種と第2種」があります。

 

大きな違いは、第1種には利息がないこと。借りた金額をそのまま返せばOKです。こちらは世帯年収の目安が657万円以下(3人世帯の場合)で、学力基準を満たしていれば、最大で月64000円(私立大・自宅外通学の場合)借りられます。

 

2種は利息が付きますが、低金利。20204月の利率(基本月額)は、固定金利型の「利率固定方式」で0.153%、変動金利型の「利率見直し方式」では0.003%です。第2種は、世帯年収の目安は1009万円以下(3人世帯)で、学力は平均水準以上でOK。最大で月12万円まで借りられます。

 

金利面を考えるなら教育ローンより奨学金

一方、給付型は、返却しなくていい奨学金です。従来は住民税非課税世帯(※2人世帯の場合、世帯年収が207万円以下)の学生に限られていましたが、20204月から対象が広がり、世帯年収が約378万円以下の学生も受けられるようになりました。

 

給付金額は、世帯年収が350万円程度で自宅から通っている場合、国公立大学は月9800円、私立大学は月12800円です。最も多いのは、世帯年収が250万円程度で、 75800円が給付されます。そのほか、奨学金には、大学や自治体が独自でおこなっているものもあります。

 

ちなみに、奨学金と似た仕組みに「教育ローン」がありますが、こちらは、子どもではなく「親が借りる」もの。日本政策金融公庫や民間金融機関が用意していますが、金利面を考えると、まずは奨学金を検討した方が良いでしょう。

 

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