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この状況で消費税アップなんて…10カ月連続で低下する「消費者態度指数」に悲鳴

マネー

2019.08.20

景気が悪くなると、「節約しようかな」「買い物をちょっと控えなくちゃ」という人は増えてきますよね。最近「買い控え」の傾向が強まっているようで、内閣府が発表した「消費動向調査」の結果が大きな反響を呼んでいます。

 

景気は悪くなってるの!?「消費者態度指数」が後退


先月末に発表された同調査によると、2019年7月の「消費者態度指数」は“2人以上の世帯”で前月比0.9ポイント下落。10カ月連続で低下し続けるという結果になりました。

 

そもそも「消費者態度指数」とは、「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」の4項目から算出された数字。景気に対する消費者の心理をあらわすとされていて、消費に対する積極性の目安になるデータです。

 

また同調査では、消費者が感じる「物価の見通し」も発表。2人以上の世帯の場合、最も多かった回答が「物価は2%以上~5%未満上昇する」の39.5%でした。「上昇する」と感じている人を合計すると87.1%という結果に。「低下する」と答えたのはわずか3.7%にとどまっています。

 

消費税増税に向けてますます厳しい状況に?


「消費者態度指数」を構成する項目でも「暮らし向き」が0.5ポイント、「収入の増え方」は0.3ポイント、「雇用環境」に関しては0.4ポイント下落していました。消費者の感じる景気はますます悪くなっているようです。

 

この結果を受けて、世間からも共感の声が続出。「全然お金に余裕がないから消費っていう気持ちになれないよね」「消費心理が“弱まってる”みたいな分析がされてるけど、本当にもう“虫の息”って感じですよ…」「ハッキリ言って自分は浪費家なんだけど、それでも最近は節制してる。そのくらい切羽詰まってます」「昔は欲しいものが2個あれば両方買ってた。でも今はどちらかをしぶしぶ選んでる」といった悲鳴が上がっています。

 

消費税の増税も大きな要因のようで、「10月から増税って考えると、消費する意識は確実に下がるよ」「増税を見越して、今から節約モードに入ってます」「こんな状況で消費税が上がるなんて、辛すぎる…」という人も。「働き方改革で残業代も減ってるし、いろんな要因が絡んでるのかもね」という分析も見られました。

 

日用品の「駆け込み需要」は前回よりアップ!


増税を目前にして、「消費税が上がる前に色々買おうと思ってるけど、みんなはどう対応するんだろう」という声も。株式会社電通が今年発表した「全国1万人意識調査」から、消費税アップに向けた消費者の動きを見てみましょう。

 

まずは気になる「駆け込み需要」について調査。増税までの間に「事前に購入する・買い置きする」などの対策を検討してる人は、全体の67.1%にのぼります。これは前回の増税時よりも6.9%増加という結果に。

 

特にシャンプーや洗剤など日用品の購入意向は、前回の16.7%から27.5%に大きくアップ。逆に「住宅や車、家電耐久財などの高額商品」に関しては15.8%から12.1%に落ち込んでいます。駆け込み需要が高まっているとはいえ、大きな買い物をする余裕はなくなっているのかもしれませんね。

 

購入や利用の見直しをする人も多くいます。「有料のメルマガ」に関しては70.8%の人が「やめることを検討」「やめはしないが節約する」と回答しました。「ソーシャルゲームなどの課金」も65.9%、「遊園地やレジャー施設の年間パスポート」についても64.6%の人が見直しを考えているようです。

 

経済状況が変化することを祈りつつ、なんとか上手なやりくりを心がけていきたいですね。

 

文/長谷部ひとみ

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