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■投資信託の手数料はこうチェックしよう!

さて、投資信託には売買や運用に手数料がかかることが、お分かりいただけたと思います。


では、投資信託を選ぶ際、手数料の面からどのように判断すればいいのかを、最後にお知らせします。 ①販売手数料が無料の投資信託(ノーロードファンド)は要チェック!


販売手数料が無料、となれば、その投資信託を買う時に余計なお金を払わずに済むということなので、ある意味気軽に買うことができます。


3%もの手数料を取られた揚げ句、運用がうまくいかなかったなんてことになれば悲しいですものね。


ただし、ノーロードファンドの中には、その分信託報酬が高いものもあるので、その点は注意してくださいね。 ②信託報酬は、インデックス型の方が安い!


投資信託には、大きく分けてインデックス型、アクティブ型の2種類があります。


インデックス型は、平均株価と同程度の利益でOK!のどちらかというとローリターンな投資信託。アクティブ型は、平均株価よりも高い利益を目指し、トレーダーが頻繁に売買を行う、どちらかというとハイリターンな投資信託。


当然ですが、頻繁に資金を動かすアクティブ型の方が、運用手数料である信託報酬は高くなります。 ③信託財産留保額は、保有期間により変わる場合がある。


投資信託の解約に伴い、発生する信託財産留保額は、いわば同じ投資信託に出資した他の人への迷惑料的な意味のものです。


ですので、長期にその投資信託を保有していた場合、お得意さま的な意味で留保額の料率が下がる、あるいは無料になることがあります。


解約を考える前に、一度確認してみるべきです。 投資信託を購入する際は、購入手数料、信託報酬、信託財産留保額がいくらかかるかを事前にしっかり確認しておきましょう。


トータルコストをチェックすることで、より良い商品が選べ、自分に返ってくる利益も大きくなりますよ。