■空売りのデメリットとは?

物事にはメリットもあれば当然デメリットも存在します。 ここでは空売りのデメリットをご紹介したいと思います。 ・株価が上昇すれば損失になってしまう 下落するものと見込んで空売りをしたものの、その期待を裏切られ上昇に転じてしまうなんていう事も珍しくありません。 それだけ株式市場というのは読みづらいものなのですが、そうなってしまえば当然損失が生じてしまいますよね。 例えば1株1,000円の時に空売りをして、1,200円に上がってしまえば200円の損失となります。 さらに言えば、現物取引と違い株価の上昇は青天井のため、短期間で急上昇する可能性もあります。 値上がりすればするだけ損失となってしまいますので、常に動向を見守りリスクに備えておかなければなりません。 ・手数料がかかってしまう 空売りをする際には貸株料や逆日歩などの手数料がかかってきます。 せっかく利益が出ても、手数料が引かれてしまうと取り分が減ってしまうため、そこも計算しておかなければなりません。

 

■まとめ

信用取引を行う事によって自己資金以上の取引が行えますが、その分大きな損失につながるという可能性も考えられますよね。 株式市場というのは急騰や急落などが生じるリスクもありますので、常に値動きを見張っておかなければ、気が付いたら取り返しのつかない事になっていたなんていう事もありえます。 信用取引を行う際には、そこをきちんと意識して十分注意しておくようにしましょう。