〇親子ローン契約で気をつけたいポイント

親子ローン契約時は、親も子もローン審査を受けます。時折、どちらか一方の審査が通らず予定していた家を購入できなかったという話も聞きます。また、どちらかが団信に加入できず、希望するローンを組めないこともあります。 親子ローンは、親も子も債務者となりますので完済まで新たに住宅ローンが組めないことも覚えておきましょう。例えば、長期でローンを組んだ場合、子の子どもも家を持つ年齢になる可能性があります。そんなときも、子は親として自分の子のローンを負担できなくなるのです。そのため、契約前に将来のいろいろな可能性をふまえて考えることが大切です。 親子ローンは、現在もしくは将来、「同居すること」が条件となっています。そのため、親子の意思疎通が非常に重要です。将来的に同居したいと考えている方は、「いつか同居したい」と漠然と考えるのではなく、「子どもが入学したら」「親が定年になったら」など、具体的に考えておくことをおすすめします。


〇まとめ 親子ローンならではの注意点はありますが、親と子で返済していく親子ローンは、親子で真剣に将来を考えるきっかけになります。同居を見据えてマイホーム購入を検討している方、ぜひ、親子ローンを検討してみてはいかがでしょうか。