■自力で引っ越しは、意外と高い?

さてここまで、引っ越し料金をできるだけ安くする方法を紹介してきました。引っ越し料金を安くするための基本は、自分でできることは自分ですること。この理論で考えるのであれば、「自力で引っ越しをすれば、一番安上がり!」ということになります。 確かに、引っ越し業者を手配しなければ、業者に支払う数万円~数十万円はまるっと浮きます。非常にお得に見えるかもしれませんね。しかし自力で引っ越しをする場合には、以下のような費用負担についても、しっかりと検討しておかなければいけません。 ・車両準備費用(レンタカー代など)


・手伝ってくれた人へのお礼


・万が一の際の修理や買い替え費用 自力で引っ越しをする場合、まずは引っ越しに適した車両を準備する必要があります。手元にあれば良いのですが、無い場合にはレンタカーを利用することになるでしょう。 また自力で引っ越しをするためには、仲間の協力が必要不可欠です。自分たち家族のために肉体労働をしてもらうわけですから、それなりにしっかりとしたお礼を考えたいところです。 最後の一つは、忘れがちですがしっかり考慮しておきましょう。 自力で引っ越しをする場合、作業を担当するのは素人です。作業中に家具や家電が壊れてしまうことも考えられますし、反対に新しい住まいを傷つけてしまうことも考えられます。場合によっては、修理や買い替え費用が必要になるかもしれません。 こうした費用負担に加えて、自分たちで全ての荷物を運ばなければならないことを考えると……実際にはあまり「お得な引っ越し」とは言えないのが現実です。 それよりも、「大きな荷物だけを業者に依頼し、その他の荷物もトラックに積めるだけ積んでもらう」というスタイルを選んだ方が、費用対効果が高まるのかもしれません。このあたりについても、無料見積もり時に業者側と相談してみると良いでしょう。

■まとめ

引っ越し費用をできるだけ安くしたい!と思ったときには、引っ越しの時期や時間帯を業者側に合わせること、そして自分で作業できる範囲を広げていくのがオススメです。 業者の人と相談をすることで、意外な節約法が見つかるかもしれません。早めに行動を開始することで、さまざまな選択肢が生まれてくるでしょう。