2019.01.18

「夫のお小遣い」金額はどうやって決めるべき?

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結婚するとお互いの財布を一つにまとめなくてはならないので、これまでどおりに自由にお金を使いづらくなります。そのため、結婚してからお小遣い制になったという夫婦も多いのではないでしょうか。

将来のことを考えなるべく貯金ができるように節約したいものですが、手っ取り早く節約するには夫のお小遣いを減らすのが一番と考える人も多いことでしょう。しかし、その金額に納得していない夫も少なくありません。夫のお小遣いの金額は、一体どのようにして決めるのがベストなのでしょう。

■夫が希望するお小遣い額を聞く

夫のお小遣い額を決めるには、毎月いくら必要なのか夫に話を聞かなければなりません。一方的に妻が決めてしまうと本当に必要となる金額がわからず、夫も不満を抱いてしまいます。

飲食に必要なお金や雑費、趣味に費やす費用や交際費など、大まかで構いませんので内訳を聞くと必要となるお小遣いを決めやすくなります。

飲み代や交際費などは必要ないと判断する妻もいますが、男性は会社の人と飲みに行くことでコミュニケーションをはかることもありますので、ある程度の余裕は持たせておいたほうが良いでしょう。とはいえ度が過ぎている場合は、交際費を控えてもらうよう話し合いましょう。

■夫のお小遣いの平均額を調べる

夫にお小遣い金額を納得してもらうには、まず二人で話し合う必要があります。しかし何の準備もなしに夫と話をすると金額に納得いかない場合、話し合いが決裂してしまう恐れもあります。

夫を納得させるには、まず世の既婚男性がどの程度お小遣いをもらっているか平均額を確認しておくと良いでしょう。

2017年度に明治安田生命が実施した「家計に対するアンケート調査」によると、夫のお小遣いの平均額は31,764円で、妻のお小遣いは18,424円という結果でした。

このアンケート結果から、世の既婚男性のお小遣い平均は3万円前後だということがわかります。

もし夫が5万円のお小遣いを要求するようであれば、こうした世の平均相場を伝えることで、要求している金額より少な目のお小遣い額を提示すると納得してくれるかもしれませんね。

■夫のお小遣いの目安は手取りの約1割

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とはいえ夫の給料が高額であれば、3万円という金額に納得しないことでしょう。高給であればあるほど、それだけ外での付き合いが増えることも容易に考えられますし、結婚前の生活水準も高かったことが考えられます。

夫のお小遣いは、共働きの場合で手取りの1割程度が相場とされています。手取りが25万円なら2万円から3万円が相場で、40万円の手取りなら4万円が相場と言えるでしょう。

しかし家族構成によっては、相場より高くなることも低くなることもあります。子どもがいない夫婦なら相場より高く、子どもの多い家庭では相場より低くなるのは当然です。

■お小遣いの線引きは?

お小遣い制にする場合、どこまでの支出をお小遣いに計算するか決めなくてはなりません。昼食代や日常に必要となる雑費、冠婚葬祭費や出産などのお祝い費、二人で外出したときのデート代など、どこまで夫が負担するのか生活費から捻出するのかを決めておくと、出費が必要なときにケンカになることはありません。

生活費を節約するにはお昼用のお弁当を持っていくなど工夫したいですが、外食の必要がある夫だとそうもいきません。自分でやりくりすることを覚えさせるためにも、外食費込みでお小遣いを渡すようにしたほうが良いでしょう。

■夫の支出を把握する

夫が何にお小遣いを使っているかを把握していないと、お小遣いアップや追加のお小遣いを請求されたとき、相手の要求を鵜呑みにしてしまうことがあります。

可能であればレシートをもらって家計簿をつけると、どのようなことにお金を使っているかがわかります。

また、電子マネーでお小遣いを渡すのも一つの方法です。最近では多くのお店で電子マネーを利用することが可能なので、お小遣いの半分を電子マネーで渡すなど工夫してみましょう。

電子マネーは利用状況をインターネット上で確認できるので、お金の使い道が一目瞭然です。勝手に確認していることを夫が知ると嫌がることもあるかもしれませんので、管理が必要だと感じた場合のみこっそり確認するなどして、トラブルにならないよう注意しましょう。

■共通の目標を持つと夫も納得する

将来的なライフプランを夫婦で話し合い決めていくと、貯金の必要性がわかってくるはずです。子どもを出産したとき、子育てにかかる教育費や養育費、マイホームのための資金、老後に備えての貯蓄など、今後必要となってくる資金が明確になります。

お互いにもしものことがあった場合、どの程度貯蓄があれば対応できるのかなども決めておくと良いでしょう。

これからのことを考え貯蓄が必要だということを夫にわかってもらえれば、夫のお小遣いも決めやすくなります。

しかし、あまり遠い未来のための貯蓄だと夫も実感が薄れるので、直近に必要な子育て費用やマイホーム資金などのためにいくらまで貯金したいと伝えると、お互いにそれを目標にすることができます。

■まとめ

夫のお小遣いを決めるには、早めに話し合いをして決めることが大切です。自由に使える期間が長ければ長いほど不満を抱くようになりますので、結婚してすぐに決めるのが良いかもしれませんね。

今野 由奈

今野由奈です。
お金に関わる記事を投稿しています。現在貯金を殖やすために日々邁進中!投資、マイホーム、給料にかかわるところを書いています!