注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

共働きの家計管理に「夫婦別財布」が不向きは嘘だった!?

マネー

2019.11.08

あなたは、夫の今月の収入と支出を把握していますか?

あるいは、夫はあなたの今月の収入と支出を正しく把握しているでしょうか?

 

共働き家庭の場合、それぞれに収入があるため、出費を一括管理しない家庭も少なくありません。ただ、「夫婦別財布」として特定の費目以外は個人で管理していると、お互いの出費が把握しづらいリスクがあります。あとから見返してみると「ムダな出費がかさんでいる!」のはよく聞く話です。

 

そこで、今回は「夫婦別財布」で上手に家計を管理する方法を考えてみたいと思います。

 

共働き家庭の家計管理は“財布の分け方”が重要


家計の負担方法は大きく分けると、「夫婦共通財布」、「夫婦別財布」、「片方負担財布」の3種類です。それぞれを詳しくみていきましょう。

 

・夫婦共通財布

これは家計を一括管理する方法。

夫か妻どちらか1人が、家庭全体の収入と支出を管理します。一定額をお小遣いとしてそれぞれに支給し、家計に含まれない個人的な支出はそのなかからやりくりする、というケースが多いようです。

 

・夫婦別財布

「夫婦別財布」は、費目ごとに分担を決めて家計を管理する方法です。

例えば、光熱費と食費は妻が負担して、家賃と通信費は夫が負担するというように、費目ごとに分担していきます。それぞれの趣味にかかる費用や、交際費などは、それぞれで支払うという形を取ることが多いようです。

そのため、お互いの収入や貯蓄について知らないというケースも。

 

・片方負担財布

「片方負担財布」は、家計における支出の全てを夫か妻のどちらか一人が負担するというパターン。家計を負担していない方の収入は、貯蓄に回すということが多いようです。

 

夫婦別財布でも貯蓄はできる!


夫婦別財布は、自分の担当費目さえきちんと払うことができていれば、自由にお金を使うこともできます。それぞれの趣味や楽しみのためにお金を使うこと自体は悪いことではありません。大切なのは、お互いの収入と支出を把握したうえで、お金を使うということ。

そこで、夫婦別財布で上手に家計を管理するためのポイントをご紹介したいと思います。

 

夫婦別財布は予期せぬ出費に弱い

お互いの収入や貯蓄を把握していなくても、問題なく家計管理ができているという方もいるでしょう。費目分担がスムーズにできていて、なおかつお互い自由にお金が使えるのであれば、メリットしかないようにも思えます。

 

普段の生活の中ではデメリットが見えにくいかもしれませんが、夫婦別財布による家計管理には「予定外の出費に弱い」という特徴があります。

例えば、急に大型家電が壊れたり、冠婚葬祭が重なったり、夫婦どちらかが突然入院することになったり、想定していなかったタイミングで金額の大きい出費が生じることも。そんなとき、お互いの収入や貯蓄がわかっていないと、どちらかその費用を分担すべきかが決められなかったり、そもそもその費用を捻出することができない可能性があります。

 

家計管理のコツは「干渉」ではなく「共有」すること

夫婦別財布で家計を上手に管理していくためには、定期的にお互いのお金についてコミュニケーションを取ることが大切だと言えるでしょう。

お互いの分担費目を決めるだけでなく、互いの収入の変化や貯蓄額について共有することで、予定外の出費に対してどのように対応することができるか見えてきます。また、定期的に家計を見直せば、無駄な出費にも気づくことができます。

 

家計管理は最初に決めたやり方をずっと続けるよりも、自分たちの収入や支出状況、子どもの成長など合わせて、少しずつアップデートしていくのがおすすめ。そのためには、例え夫婦別財布であっても、お互いの状況は把握しておいたほうがよいと言えます。

 

もし、夫婦別財布で家計管理をしていて、貯蓄が思うように進まないというときは、費目ごとに担当者が貯蓄をするという方法もあります。貯蓄の担当者をはっきりと決めておくことによって「私は貯蓄してないけど、たぶん相手が貯めてくれているだろう…」という曖昧な状態を避けることができます。

 

夫婦別財布で損をしないためにやるべきこと


夫婦別財布でも、定期的にお互いの収入や支出を共有することができれば、家計管理がよりうまくいくはずです。

さらに賢く支出を減らしたい場合は、「夫婦一緒の方がお得なもの」を見逃さないようにしましょう。

 

例えば、通信費。通信会社によっては、同時加入で割引されたり、契約内容によって家族割サービスが用意されていることがあります。夫婦別財布であっても、どちらか片方が払うことにしたほうが、トータルで見るとお得に。

 

他にも、購入した分だけポイントがつくようなものは、夫婦それぞれで買い物をしてポイントを分散させるより、どちらかが買い物費用を分担してポイントをひとまとめにしたほうが得する場合があります。

 

費目の分担を決める際には、このような家族割のサービスやポイントによる特典がないかを考えると、損をせずにすみそうです。

 

財布は別でも情報は一元化しよう


家計の管理方法の中でも自由度が高いと言われる夫婦別財布。お互いに過干渉になる必要はありませんが、お金について全く話をしないというのも、家計管理をする上では避けたいところ。

お互いの自由を尊重しつつも、定期定期に収入や支出に関しての情報を共有することができれば、ストレスレスな家計管理ができるのではないでしょうか。


文/今野由奈

あなたにオススメの記事

マネーテーマ : 【家計管理】その他の記事

家計管理
もっと見る